出版社内容情報
17歳のリヒカル・ウルフスタンは新月の夜にしか人の姿になれない人狼で、人の姿を維持する魔法を研究している。ある日、重度の魔法オタクである貴族令嬢マリーが使用人として屋敷にやってきて…!?
江本 マシメサ[エモト マシメサ]
著・文・その他
カスカベ アキラ[カスカベ アキラ]
イラスト
内容説明
リヒカル・ウルフスタンは焦っていた。ほとんどの時間を狼の姿で過ごしている彼は、人の姿を維持する魔法を研究しているのだが、狼の姿になると研究意欲が霧消してしまう。だから人型の時、リヒカルはいつもイライラカリカリしてしまうのだ。そんなある日、魔法は禁忌だという風潮の強い王都で、重度の魔法オタクっぷりがバレて王子に婚約破棄された公爵令嬢マリーが屋敷にやってきて…?
著者等紹介
江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。少女小説を読んで育ったライトノベル作家。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
娘さんチョイス。一月に一度しか人間の姿になれない狼さんと、魔法オタクな女の子のロマンスです。犬好きにはたまらない設定!ただ2冊目だったので、一作目も気になる!とワイワイ話してました。2024/08/11
よっち
34
ほとんどの時間を狼の姿で過ごし、人の姿を維持する魔法を研究しているリヒカル。そんな彼と重度の魔法オタクっぷりがバレて王子に婚約破棄され屋敷にやってきた公爵令嬢マリーと出会う物語。前作のメレディスとレナルドの屋敷に同居する叔父のリヒカル。最初はリヒテルのことを飼犬と思っていたマリーと精霊と思われながらの積み重ねられたやりとりがあって、そんな彼の意外な姿も垣間見えたりして、二人が協力して魔法を完成させてゆくハッピーエンドは良かったですけど、だからこそ最後はもう少しじっくり書いても良かったかもしれないですね。 2019/01/03
ぐっち
32
「薬草令嬢」で気になっていたワンコ叔父のリヒカルのお話!もふもふも魔法令嬢もそれぞれの事情を抱えながら近づいていく様子が良かったです。2018/12/02
ダージリン
30
リヒカル主人公のスピンオフ! 読んでみたかったので大変うれしいです。リヒカルの二面性なんて、前巻からは想像もしてなかったので、面白かったです(笑)。メレディスとレナルド(新婚1ヶ月)も幸せいっぱいで何よりでした~♪2018/12/17
陸抗
23
魔法オタクがバレて、王子との婚約を破棄されたマリー。新月の晩以外は、狼の姿ですごすリヒカル。どうにか人の姿になりたいリヒカルを、自分の出来る範囲で手伝うマリー。姿形に拘らず、穏やかに恋心を育てていく過程はすごく良かった。だからこそ、マリーの父親から結婚の許しを得てからのくだりは、もっとじっくりと読みたかったな。2019/01/08
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