コバルト文庫<br> 恋のドレスと硝子のドールハウス―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

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コバルト文庫
恋のドレスと硝子のドールハウス―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086008983
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

仕立屋『薔薇色』を訪れた少年エド。クリスは彼にそっくりだという姉シャロンのドレスを依頼される。屋敷を訪れたクリスは、シャロンの恋の相手を選んでほしいと頼まれ、恋をゲームのように弄ぶ姉弟に困惑する。『薔薇色』のドレスで本当の恋に目覚めたシャロンにエドは反発するが…。一方、シャーロックは闇のドレスとクリスの母の関わりに気づき、クリスと向き合う決心をする。

著者等紹介

青木祐子[アオキユウコ]
長野県出身。「ぼくのズーマー」で2002年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Norico

28
ヴィクトリアンローズテーラー6冊目。今回は、そっくりな姉弟にほんろうされるクリスちゃん。闇のドレスの謎とクリスの過去がだんだん明らかになってきます。フリルちゃんがかわいくて癒されます。パメラモテモテだなぁ。2016/10/04

翔(かける)

25
第6巻。美しい人形のような姉弟であるシャロンとエド。物静かなようでいて狂気をはらんだ姉、周りをおちょくり翻弄する裏で孤独に怯える弟の組み合わせが、物語全体を幻想的に見せていたと思います。ハラハラしながら、最後まで読み進めました。彼らの父親が外国で戦争をする軍人という設定が、英国の闇まで描こうとする著者のまなざしを感じさせうれしかったです。どの戦争だろう。クリミア戦争かな?2019/07/10

アカツ04号

8
再読。シリーズ6冊目。姉弟のお互いへの好意と嫉妬で綯い交ぜになった感情が、共依存ぽく表現されているのが少し気味悪い(良い意味で)。クリスの自信のなさと、シャーリーの自覚のなさで、すれ違いまくりなのが焦れったく感じてきた。もう君がドレス着れば良いんじゃないかな…。(2/27-3/7)【2020-4】2020/03/07

凍矢

8
読み終えて思いました。この微妙な距離感と、二人の恋の切なさがたまらないです。また、今回のサブキャラクターたちには、どこか冷たい印象が残りました。さて、続きも、期待しています。2014/12/01

かや

7
だんだんとクリスとシャーロックの恋模様が強く描かれてきて凄くきゅんとする。あの時のシャーロックの言葉の続きが凄く知りたい。闇のドレスについても少しづつ明らかになりつつあるな。もう一つ気になるのはパメラのお相手は誰になるのかってこと。今回で3人目の候補者が現れたけど、私的にはイアン先生とうまくいってほしいなぁ。2015/11/30

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