内容説明
蓮は、自分と同じ不死の身体となってしまった朱莉と共に、ヒトに戻るための“水”を探し、手がかりの公園までやって来た。その公園で、ふたりは弥生と名乗る少女に出会う。その夜、少女は琢磨の婚約者だということが判明して―。不可解なラージャの思惑と不死人エドアルドの不可解な行動、そして明かされ始める蓮の過去と指輪の秘密―。緊迫する状況の中、蓮と朱莉は引き離されて…。
著者等紹介
倉本由布[クラモトユウ]
6月14日、静岡県浜松生まれ。浜松市立高校をへて、共立女子大文芸学部卒業。1984年春、高二のとき、第3回コバルト・ノベル大賞に『サマー・グリーン/夏の終わりに…』が佳作入選、高校生作家としてデビュー
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