内容説明
アジアを制し世界制覇をめざした帝国の興隆史。1189年、蒼き狼テムジンはハーンに推戴され、チンギス・ハーンに。彼はモンゴルを束ね、金国、中央アジアと制覇していくが、病に斃れた。チンギスを想うナイマン王女・マリアたちの見守る中、オゴディら一族の機略の爆走に亀裂が。牧民統一の険路長程―。
感想・レビュー
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tama
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図書館本 全集もの専門の棚から 陳老師が好きで、まだ読んでいなかったので。とにかく物理的に重い~。この全集の他の(茶事とか)に比べたら早く読めたと思う。前に読んだ桃源郷より文章はしっかりしておられ、チンギス執筆中に脳内出血で倒れて入院、退院直後に阪神大震災、右手がうまく動かず左で押さえて書き続けてた・・・とは思えない。何度も後ろの地図と家系図を参照しました。物語に出てても地図・家系図に出ていない場所・人もありそれで時間食ったな。カタカナ人名もなかなか覚え切れません~。後巻は一休みしてから。2014/04/21