出版社内容情報
不妊治療で二児の母になった、不妊治療専門医が語る妊活アドバイス本。治療の基礎知識から気持ちの支え方まですべてわかります。
田口早桐[タグチサギリ]
内容説明
体外受精で子どもを授かった不妊治療専門医の実感アドバイスが満載。
目次
1 自分で動く、自分を信じる
2 ステップアップの決断は早く
3 「自然が一番」ではない
4 夫をうまくコントロールする
5 妊活する環境を整える
6 不妊治療は「確率」。一喜一憂しない
7 ストレスは解消していく
STORY 不妊治療専門医のリアル妊活物語
Q&A 妊活の素朴な疑問&悩みに答えます
著者等紹介
田口早桐[タグチサギリ]
産婦人科医、生殖医療専門医。1965年大阪市生まれ。1990年川崎医科大学卒業後、兵庫医科大学大学院にて、抗精子抗体による不妊症について研究。兵庫医科大学病院、府中病院を経て、大阪・東京で展開する医療法人オーク会にて不妊治療を専門に診療にあたっている。国際学術誌への投稿、国内外学会での研究発表を数多く行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あづさ/kyoka
6
「ストレスは解消する」「あきらめない」「望む結果が出なくても得るものはある」。著者自身のエピソードもあるのでとても参考になりました。2021/05/10
ぱぴい
5
図書館の該当する棚に行ったら、不妊治療に関する本が意外と少ないことにビックリ。知りたい人は多いだろうにな。読後の感想は、読んでよかった。これに尽きる。不妊について悶々としていたから、ちゃんと科学的な事実を知ろうと思った。正解だった。感情に飲まれず、冷静になることで救われてきたことを思い出した。不育症で悩んでいる友達にも、この本で知ったことを教えたい。「不妊治療にその人がどう生きていきたいかが映し出されるよ。自分がどうしたいかを自分自身に問い続ける姿勢が大事。」2020/09/07
スグル
3
ストレスを数値化した所が興味深い。 著者によると妊活は85に値するって心強い一言が。あと、我が家の結婚生活は旦那の病気、失業、等表で見るとストレスだらけの数年だったと判明(笑)結婚してから姉御肌になったと、気が強くなったってよく言われるけど、なるべくしてなったってか。2017/11/13
ゆみちぃ
2
妊活を始めて3ヶ月、「妊娠しないかもしれない」という不安がありました。でもその不安があるからこそ、情報を集めて妊活に取り組むことができるのだと思いました。子孫を残すためにはなりふり構わずでいい。今感じている不安は、必要なものだと思えました。2019/01/19
commy
2
不妊治療中で精神的、金銭的、通院する時間などバランスを取りながら続けるのが難しい、と思っていた時に出会えて本当に良かった1冊でした。専門の不妊の女医として働き、そして不妊治療をうけた著者は医者と患者の両方の目線でストーリーが組み立てられていて、思わず、うんうん、と何度も頷いてしまいました。心が弱ってしまいそうなときに支えてくれそうな本でした。2018/06/09