出版社内容情報
特集:京都
旅人にとって京都はなぜ魅力的に映るのでしょうか。由緒ある寺や庭がある古都だから? 日本の伝統やルーツに触れられるから? あるいはごはんが美味しいから?
10人いれば10通りある京都を旅する理由。確かなのは京都の魅力の全てが、本物を求めて暮らす人びとがつくっているということです。“観光地”ではない京都を歩き、京都人の暮らしに触れて、彼らのフィロソフィーを紐解く1冊です。
【現地取材】
めぐる水の都/禅、茶道、華道……心を養う伝統文化
暮らしの中に見出される伝統工芸の美しさ/古都と異国文化の出会い
老舗の素顔/食を通して知る哲学
【特集企画】
京都の歴史 前半・後半/京都暮らしの歳時記/河井寛次郎と京都の暮らし「よそ者」が京都で暮らすには?/京言葉の本音と建前/京都の食文化/京都人の遊び方/京都の郊外/京都迷宮地図 etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プル
18
京都って安くて美味しい食堂もいっぱいあるし、手作業の素晴らしいものがいっぱいある。でも、ヒトを好きになれないんだ。洛中の親戚もいるけれど…。いつまでたっても、他人行儀な場所なんだよなぁ…。2021/09/30
まきえび
2
京都が好きな事、ミシマ社の三島邦弘さんが寄稿してるとの事でTRANSIT、初めて購入してみました。写真がとにかく美しい!色々な角度からの読み物があり、読み応えありました。でも他の方も書いてらっしゃいましたが、京言葉の記事は怖すぎて要らなかったかもです…暮らすのは難しそうだけど、1週間位泊まってあちこち行きたくなりました♪2021/06/28
まんたろう
1
コロナ禍での国内特集。今回は京都。オブラートに包んでいるのかもだが、それでも京言葉の特集はじめ節々から怖さがひしひし伝わってきた。 そう思って節度持って接するのが良いのかもしれないけどね。2024/01/28
kaz
1
観光地にとどまらず、京都の生活、京都人の考え方、商売等も紹介。京都の商売は、必ずしも京都でなければならないということもないのだろうが、やはり京都だからこそ成り立ちやすいというものも多いのだろう。図書館の内容紹介は『「小さな京都の物語を旅して」を特集。“観光地”ではない京都を歩き、京都人の暮らしに触れて、多様な魅力と彼らのフィロソフィーを紐解く。取り外せる「京都迷宮地図」付き』。2021/12/27
Daiki Enomoto
0
京都旅行を期に買ったけど、いい意味で観光ガイドじゃない。街を知るための読み物。 TRANSITの新デザインもいいかんじです。2021/11/06