サイレント 黙認

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サイレント 黙認

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  • サイズ B6変判/ページ数 402p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065227749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ぼくは、なぜうまれたの。

姉の彼氏の素性を暴こうとした弟に降りかかる恐怖と闇。
世にもおぞましいオゾミス『スイート・マイホーム』の異才、最新作!

建築会社に勤める勝人は、コーヒーショップ店員の華と運命の出会いを果たす。一目で心を奪われた勝人は、彼女との距離を少しずつ縮めていく。ところが、それから勝人は奇妙な子どもの姿を目撃するようになる。自分以外の誰にも見えない幻影に苦しめられながらも、華の優しさに救われる勝人。一方、華の弟である星也は、突然様子が変わった姉が気に入らない。華の彼氏は、本当に信用できるやつなのか? 血のつながらない姉にほのかな恋心を寄せる星也は、親友の葉月とともに、勝人のことを調べ出すが……。

あのとき、「わたし」が黙っていなければ。
見て見ぬふりの負の連鎖が忌まわしき悪夢を招く戦慄のサイコ・ホラー。

内容説明

建築会社に勤める勝人は、コーヒーショップ店員の華と運命の出会いを果たす。一目で心を奪われた勝人は、彼女との距離を少しずつ縮めていく。ところが、それから勝人は奇妙な子どもの姿を目撃するようになる。自分以外の誰にも見えない幻影に苦しめられながらも、華の優しさに救われる勝人。一方、華の弟である星也は、突然様子が変わった姉が気に入らない。華の彼氏は、本当に信用できるやつなのか?血のつながらない姉にほのかな恋心を寄せる星也は、親友の葉月とともに、勝人のことを調べ出すが…。あのとき、「わたし」が黙っていなければ―。見て見ぬふりの負の連鎖が忌まわしき悪夢を招く戦慄のサイコ・ホラー。

著者等紹介

神津凛子[カミズリンコ]
1979年長野県生まれ。歯科衛生専門学校卒業。2018年、『スイート・マイホーム』で第13回小説現代長編新人賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

159
げっそり、の一冊。どんな話だった?と聞かれても、面白かった?と聞かれても、出てくる言葉はただ一つ。おぞましい。それしかない。読後は一気に嫌な気分のげっそり感に襲われた。あの儀式には顔面蒼白になるぐらい言葉を喪い、数々の、人を人とも思わない扱い、言葉に心に怒りの嵐が吹き荒れる。人の心を支配し、いとも簡単に壊すのも人なんだな…ということをまざまざと見せられた気分。血よりも大切なものが欠けていることがもたらす恐怖、そして漂う哀しみ。このようなことはつくづく架空の世界の中だけであって欲しい。この支配者、強烈。2021/08/19

みっちゃん

154
読み終わってわかるタイトルの意味。手に取った時は幻想的にも感じた装丁の、何の表情もない眼差しが、今は恐ろしい。ただただ、嫌な気持ちだけが胸に広がり澱むような作品だった。2021/11/05

モルク

115
あー、やだやだ!ゾワゾワ感いっぱいのオゾミス。コーヒーショップでバイトをする華と客として出会った勝人は交際し結婚を意識するようになる。勝人は母親の経営する会社の御曹司であるが、彼の表情に違和感を感じた華の血の繋がらない弟星也。勝人は信用に足る人物なのか、その本性を探るべく動き出す星也と友人葉月。愛の通わない家庭で育った勝人の闇、そして魔の手は華、さらに星也と葉月にも…。周りが沈黙することで止まらなくなった事件。誰かが声にすれば止められたはず。あー、やだやだ!2021/09/18

kou

94
まさにオゾミス!!黙認からの負の連鎖・・・救いの無いゾワゾワした読後感だった。2021/09/22

よつば🍀

91
狂ってる。「ぼくは、なぜうまれたの。」こんな問いをしなければならない子がいる。血が繋がった家族でありながら、我が子をただの物、後継ぎとしか思わない親がいる。その生い立ちから、自身の女性性を忌み嫌い、社会での成功だけを望む母親、名ばかりの父親、共に暮らしながら物言う事が出来ぬ祖母。幼少期からの虐待を全て黙認され続けた子の心の中は、孤独と悲しみで一杯だっただろう。ある事件が発端となり、次々と明らかになる残忍な犯行とその手口。負の連鎖なんて生易しいものじゃなく完全に狂っている。サイコパスな魔家族に戦慄する読後。2021/08/26

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