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内容説明
久能拓哉はデビュー前の新人ラノベ作家。担当に会うためあるラノベ編集部を訪れたはずなのに、彼が見たのは“ダンジョンみたいな地下迷宮”“ドラゴン”“ライフルを乱射するゴスロリ美少女”!?―いらぬ苦闘の果てにたどりついた編集部にて自著出版の直談判をする拓哉だったが、出会ったばかりのゴスロリ美少女?にほだされラノベの編集を手伝うことになってしまった!そうしてラノベ業界の恐るべき“真実”に触れ、作家・イラストレーター達の愛すべきペルソナと向き合い、拓哉にとってもう戻れない日々が始まって!?…デビューより20年余。“軽小説屋”榊一郎が熱きラノベ愛と涙と珠玉の創作論を交え描く、実名キャラも登場しての新感覚お仕事小説登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
げんごろう
16
ラノベ業界の暴露的な内容にファンタジー要素を融合させたぶっ飛んだ作品。某編集者、某有名作家、某有名イラストレーターと名前が“偶然”にも一致したキャラが暴れ回りなかなかカオスでした。 これは長年第一線でご活躍されている榊先生だからこそ描ける作品(フィクション)ですね。 2021/01/13
真白優樹
8
講談社ラノベ文庫で新人賞を受賞した青年が、迷宮と化した編集部で対物ライフルを携える編集者の女性と出会い始まる物語。―――この異世界で、君は生き延びる事は出来るか。どう考えても荒唐無稽、ぶっ飛んだあらゆる要素が交じり合ったカオスが披露される中、作者の今まで培ってきた経験からの創作論が展開される物語であり、只では生き延びれぬ正に異世界の中、どうすれば生きていけるかというテーマが描かれる、何かの参考になるかもしれぬ物語である。出来ればもう少し、この世界観での続きを見てみたい。 期待を込め次巻も勿論楽しみである。2021/01/01
niz001
4
流行りのラノベ作家もんだけど編集者に。勿論ベテランなんで小ネタ・裏ネタ・自虐満載でw。むしろそっちがメイン?2021/01/03
METHIE
3
ふざけすぎなのに時々真面目な話をするから卑怯だなw2021/01/11
リク@ぼっち党員
3
※この作品はフィクションです。榊さんのラノベラノベ。確かにこのジャンルで売れたと言えるの『妹さえいればいい。』と『エロマンガ先生』くらいか? やりたい放題の中にも榊さんのラノベ作家としての誇りが見えて良かった。あと実名をバンバン出せるのは強い。かつてラノベラノベを書けるのは売れてるラノベ作家だけと言った作品があったのを思い出した。アレも面白かったんだけどな…。書きたい作品と、書かせてもらえる作品と、売れる作品は違う。そんなシビアな世界でも作品を紡ぐのを止めない作家さんたちを本当に尊敬する。2021/01/06




