ダブル・トライ

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065194867
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

その「トライ」は、歴史を変える。

7人制ラグビー×円盤投!
二刀流で東京オリンピック出場を目指す天才アスリートの
苦悩と奮闘を迫真の筆致で描く、新機軸スポーツ・エンタテインメント!

2018年、陸上日本選手権。ある選手の活躍が、観客を魅了する。7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投の決勝に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡――。前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。

長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。

内容説明

2018年、陸上日本選手権。ある選手の活躍が、観客を魅了する。7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡―。前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムに駆け上がっていく。一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

489
2020年、東京で再び開催されるオリンピックを前に、神崎は円盤投と七人制ラグビー、二つの種目で出場を狙っていた。いわゆる「二刀流」である。二刀流で思い出すのが、わたしが渡米した当時活躍していた、NFLとMLBのディオン・サンダース。両リーグで?先発?当時の日本ではまったく社会的認識がなかったわけだ。今作ではオリンピックを中心にスポーツ業界の金の流れや思惑(選手を無視した)が読めるのもキー。引退を目前にした秋野が、神崎を熱く指導するシーンにはヤられた。果たして日本で「二刀流」が市民権を得る日はくるのか。2020/06/12

旅するランナー

221
7人制ラグビーと円盤投げの二刀流でオリンピック出場を目指す神崎選手を通して、アマチュアスポーツ選手の立ち位置、スポーツ産業のあり方を問います。マイナー競技のパフォーマンスを描きながら、その臨場感や見所を描き出す作者の思い切ったトライを称賛します。そして、最後までナイストライな興奮に包まれる、大変良くできたスポーツ小説になってます。2020/09/28

いつでも母さん

189
アマチュアスポーツとプロスポーツの線引きが難しくなったのはいつ頃からだろう。お金の心配なくスポーツに打ち込める人間はどれ程いる?生きてるだけでお金は掛かる。好きだけでスポーツは出来ないのは現実だ。今作の堂場さんはオリンピックに向けて7人制ラグビーと円盤投の二刀流だ。この男・神崎は恵まれていると同時に純粋なのがいい。もう一人円盤投を引っ張ってきた秋野との関係も好かった。競技だけでなく、スポンサー企業の思惑を絡めて熱い人間ドラマに仕立ててあり面白く読んだ。2020/06/17

ウッディ

114
7人制ラグビーと円盤投げの二刀流で東京五輪出場を狙う神崎、そんなマスコミの注目を集めるアスリートとスポンサー契約を結びたいスポーツ用品メーカー営業の岩谷、二人の想いは交わるのか?金と名誉、プロとアマチュアなど、アスリートの人生観や生き方、年齢による体の衰えなど、スポーツの本質を問う内容は面白かったが、著者が7人制ラグビーと円盤投げという馴染みの薄い競技を選んだが理由がわからず、神崎が師匠と仰ぐベテラン秋野の復活というラストは感動的だった一方、何故復活できたのかという謎は明らかにされず、少し消化不良でした。2020/09/27

おつぼねー

93
ラグビーと円盤投げの二刀流で五輪を目指すという。スポーツは人を楽しくさせるし、する方も純粋に楽しめたらその方がいいに決まっている。だから頑なにスポンサー契約を拒むのも分からないでは無いけど、昨今はカネがかかって仕方ないのも事実。スポーツと商業広告について考えさせられる。2020/08/02

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