スポーツのおはなし リレー<br> 空に向かって走れ!

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スポーツのおはなし リレー
空に向かって走れ!

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  • サイズ A5判/ページ数 80p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784065175699
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

愛理──
みなみ、雄大、晴樹、あたしにまかせて。
「よーい」
先生の声が響いた。
次の瞬間、「すべて」が弾けた。
大地をけって、あたしは飛び出した。

雄大──
ハルが、ぐんぐん近づいてくる。
いや、ぼくが近づいていくんだ。
そんなこと、どっちでもいい。
ハル、落とすなよ、このバトン。

晴樹──
彼女の姿はまだ、目に入ってこない。
ボクが見ているのは、空や。
空と大地だけや。
地面をけって、空へ向かって走りながら、ボクは思い出している。
空から降ってくるような、みなみのことばを。

みなみ──
最後の3メートルのところで、わたしはトップの男子の真横に並んだ。
あとはダッシュで駆けこむだけだ。
腕を動かす。激しく、シャープに、空気を切るように。
ふっと、糸が切れたかのように、隣を走っていた男の子が視界から消えた。
(本文より)

運動会400Mリレーの予備選チームが決まった!俊足のみなみ、本の虫雄大、ピアノ少女愛理に、走るのが怖い晴樹、4人の運命は?!

子どもたちに人気のスポーツをテーマにした童話シリーズ「スポーツのおはなし」。
オリンピックに採用されているスポーツについて、各一冊づつ、豪華執筆陣が描き下ろします。
小学低学年から中学年向けの創作童話です。
2019年11月から3ヶ月連続で刊行致します。

●シリーズ「スポーツのおはなし」の特色
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。

・「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた童話作品として楽しむことができます。また、シリーズを通して読むことで、さまざまなスポーツの特徴や面白さ楽しさを学べます。
・ほぼすべての見開きに、実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。
・巻末に収録したコラムページで、各スポーツへの理解がさらに深まります。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読にもぴったりのボリュームです。
ラインアップ予定






内容説明

物語を味わいながらリレーの魅力にふれることができ、楽しみ方が広がります。上質なイラストもたっぷり。巻末の「まめちしき」で、理解がさらに深まります。小学中級から。

著者等紹介

小手鞠るい[コデマリルイ]
小説家、詩人、児童文学作家。岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年「詩とメルヘン賞」、1993年「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、2009年絵本『ルウとリンデン旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)がボローニャ国際児童図書賞を受賞。『心の森』が第58回青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年課題図書に選ばれる。『ある晴れた夏の朝』で第68回小学館児童出版文化賞を受賞

大庭賢哉[オオバケンヤ]
イラストレーター、児童書のさし絵、漫画、装画などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

15
やっと、読めた!『午前3時に電話して』を読んでから前の話があるのに気づいて読まねばと思っていた。字は大きくすぐに読んでしまえる内容だが、中学年でもこのくらいの本は喜んで読むだろう。挿し絵も多く、薄いので読めた感があってお得かも?あくまでも読書力の乏しい子どもだったらの話。これを読んで、さらにあちらを読めば何か変わるかも?2021/11/11

遠い日

3
「スポーツのおはなし」シリーズ。リレー。四継。運動会の競技のひとつとして出場する。クラスの代表チームを決めるための競争がまずある。くじで決まった四人。走るのが早くて大好きな者も、走るの嫌いな者も、苦手な者もいる中で、それぞれの気持ちをすり合わせ、胸襟を開いて語り合い、知っていくチームメイトのこと。そして、心が動きひとつになっていく。四人それぞれの気持ちを各章で描く連作方式。みんながまっすぐな気持ちになる場面が、じんとしました。続編へ。2022/10/26

うさ うさこ

1
2~4年生。『午前3時に電話して』前話。 リレー、得意、苦手、チームワーク、それぞれの悩み、主人公が変わる短編 ★★★☆☆2022/04/27

えびー

0
四年生で、四人ひと組のリレー競技が行われることに。 走るのが好きなみなみ、読書が好きな雄大、ピアノが得意な愛理、走るのがこわい晴樹。 大きめの文字、少なくともページ数。それなのに、バラバラだった四人の気持ちがきちんとまとまって、ゴールまで爽やかにもっていく作者がすごい。2021/11/21

ブブジ

0
"午前3時に…"の前編ということを読メで知って、続けて借りて読めました。小学生向けの児童書で30分もあれば読めましたが、4人のキャラクターがしっかり描かれていて、これが続編に連なっていくのですが、続けて読むとなお面白いです。2021/09/12

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