モーニングKC<br> アマネギムナジウム 〈3〉

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モーニングKC
アマネギムナジウム 〈3〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065117002
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

『帝一の國』の古屋兎丸が描く《球体関節少年群像劇!》中2の頃に思い描いた理想のギムナジウム世界に入り込んでしまった主人公・天音。少年たちの青春を眺めて喜ぶ天音だったが、彼女が作った「設定」のせいで少年たちの友情は崩壊。互いを想いあうフィリクスとヨハンの関係はは……。古屋兎丸が描く《球体関節人形少年群像劇》待望の第3巻!

古屋 兎丸[フルヤ ウサマル]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

19
7体の人形を作った作家としての天音。中学生のときに考えた設定が、人形である少年達の個性となり採用され、ギムナジウムを形成する。この小さな箱庭の、いわば天音は創造主としての神なのだ。自らが作った設定により、悩み、憎しみ合う少年達を見て、苦しむ天音。一度決めた設定は、神であろうとも変えることができない。しかし、そんな神である天音にも、現在の天音になるに至る物語がある。その天音の物語こそが、人形としての少年達を救うことになるはずだ。2018/06/27

阿部義彦

11
待望の3巻が6/22に出ましたよー。アマネちゃんがもぞこいわー。自分が中二の時に作った人形たちに関する設定(妄想?)に振り回されて、同僚の笹井さんまで、引き入れてしまいそうな勢い。でも人形たちはアマネ1人の時しか活動をしないから、丸ごとアマネの妄想とも取れる、ラスト近くで笹井さんはアマネのギムナジウムを客観的に見ている様ではあるが、、果たして何処までがリアルなのか?因みにアマネちゃんの漫画の本棚は私の今の本だなとほぼ同じラインナップで笑ってしまた。お酒は飲みすぎに注意。2018/06/25

chris the bookwalker

4
創造主アマネ、ギムナジウムで繰り広げられる愛憎劇にオロオロ。確かに中二らしい設定。黒歴史が蘇るのはやだなあ。フィリクスとヨハン、その他の少年たち、仲良くなってくれ。一方、アマネの現実はなかなか潤ってる。笹井さんが良い人すぎる。2018/07/06

わち ⊱^>ω<^⊰ฅ

3
現実から逃げるのではなく、現実へ逃げるというw しかしまぁ仕事に対する姿勢が最低だな、この人らw2018/07/06

真霜

3
複雑さは増す自分の理想と憧憬だったギムナジウム……。止まらない人形たちの関係性も破滅の展開へ。フィリクスとヨハンの思いやるがゆえのすれ違いが波乱を呼び、ゼップやテオの憎悪が状況を混沌とさせてゆきます。もう自分が思う通りにはならず、笹井さんに感情を吐き出すようになった天音。ギムナジウムではどうしようもない状態なのに、これを機に現実世界では彩りを帯びてきているのがなんとも。これが折り返しに兎丸先生が書かれているギャップというやつでしょうか。またこの創作世界の発端についても色々あるようで、種明かしが楽しみです。2018/06/30

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