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出版社内容情報
水木 しげる[ミズキ シゲル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
雑誌「コミックボンボン」に連載された『鬼太郎国盗り物語』の前半部分を収録。その前に、ソノシート付き絵本や、文具付きフーセンガム販促用に店頭配布された漫画が掲載されていて、とても貴重。雑誌掲載作品だけでなく、こういった作品まで網羅するのが、この全集の素晴らしいところ。『鬼太郎国盗り物語』は、これまでの『鬼太郎』には出てこなかった妖怪がたくさん出てきて、なんとも楽しい。ガイコツベビーが、いい味だしてるね。2017/10/07
たまきら
18
娘さん大喜び。わんさと妖怪が登場するので豪華!妖怪がこんなに出てくるのに怖くないしね。政治家の顔が良く描けていておかしい。金丸さんとおぼしき政治家が「半分妖怪」なのがおかしかった。2020/09/23
軍縮地球市民shinshin
6
『コミックボンボン』に1990-92年に連載された「鬼太郎国盗り物語」を収録。軍事評論家の江畑謙介が敵であるムー帝国の手先に、金丸副総理が子泣き爺の遠い親戚にあたるという意外な事実が発覚(笑)。当時のボンボンの読者にこうしたギャグがどこまで通じたかは不明だが(笑)、まさに水木ワールド全開の作品。2017/10/09
○○○ ○○
1
唐突に魔剣、大口、狂王などの妖怪の天敵がバンバン現れる雑でグルーヴィな展開が本当に素晴らしいしレギュラー妖怪、ゲストキャラ共にいい感じでキャラが立っている。90年代ボンボンという環境の故か地味にバイオレンス度が上昇しており特に何だか殴りたくなる形をしている頭の子なき爺は「バカ」「くそじじい」「すごいおもみ」など散々な言われようで不憫この上ない。「時間など気にせず食ってねて死ねばいい」「人間は元来あそぶようにできてんだ」などの名言多数。P472のねずみ男の手が縞になってるのは作画ミスで修正しないのか?2017/10/23