感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイゼナハ@灯れ松明の火
18
関ケ原前夜、直江山城守の推挙により上杉景勝の寵童となった大島山十郎(さんじゅうろう)。果たして、その正体は?直江四天王はもっと気合い入れてデザイン設定して欲しかったけれど、ラストシーンが美しかったので許しちゃう。2010/08/09
ひお
16
せがわさんと山田さんの掛け合わせはどれも非常に面白い。そして忍術の奇天烈さはいつもどおり、取り外してなお作り物とは疑わしきイチモツやずいぶんな巨乳をマッタイラにするとか・・・短編流し読みしたときよりも強烈過ぎてw一言、やっぱすげー2011/08/12
出世八五郎
15
相手が男でも女でもいいやっと思えた。
daiyuuki
14
天下分け目の関ヶ原の戦いの裏側で、徳川家康や上杉景勝をも操ってのけた美しい忍びがいた。山田風太郎独特のエロチックで奇想天外な忍法、男同士と男女の愛憎が絡んだドラマが組み合わさって、短編ではあるけど山田風太郎の世界を堪能出来る傑作短編漫画に仕上がっています。2015/04/06
十六夜(いざよい)
14
不可思議な話でしたがわりとサクサク読めたのは、せがわまさきさんの画力によるものでしょうか。衆道やらくノ一やら、時代小説ではあまり堂々と書かれない部分が中心だったのも、なかなか興味深かったです。しかし完成度を考えると連載作品の方が圧倒的に面白さを感じた。2014/07/11