- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 講談社ラノベ文庫
出版社内容情報
何をやっても二位の梓は、どうしても姫白雪に勝てないでいた。だが、ある日そのライバルから愛の告白!? 鉄壁白雪の正体は?
【著者紹介】
高校在学中に5つの賞を受賞しデビュー。
『狂乱家族日記』に代表される
ライトノベルから一般文芸、
漫画原作まで精力的に執筆を続ける。
講談社より『私の優しくない先輩』『ひなあられ』を
刊行中。
内容説明
外見はもちろん、成績でも運動でも地位でもどうしても学校一のイケメン姫白雪(生徒会長)に勝てない、万年二位の新井梓(副会長)。宿敵のように思っていた白雪に、突然、「前からずっと好きでした!」と告白されてしまう…。その日から、梓の平穏な日常はあっという間に崩壊する!凶悪な幼女に「お仕置き」されたり、謎の美少女と同居させられたり、幼なじみの双子には振りまわされたり。知らないうちに神話の時代からつづく因縁に巻きこまれていた梓の青春はどうなる!?日日日が描く、新感覚の学園ラブコメディ。
著者等紹介
日日日[アキラ]
小説家。漫画原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
6
ヒヒヒ先生の作品って、どうも個人的に合わないんだよなあ。本作も文章やさりげないちょっとした気遣い的な部分が物凄く洗練されていて、上手いというのは感じるのだが。なぜか楽しめない。ふしぎ。分析して見ると、どうも演出多寡なところで、逆にさめてしまって入り込めないという可能性が高い。お話としては、ふつう。可もなく不可もない。こういう作品を短期間で安定して仕上げられるのがプロの技なんでしょうけれど。2012/03/13
kenji teraoka
6
あらすじ読んでこの表紙だと、ある想像をしてしまい少し恐怖を覚えましたが読んでホッとしました。ある意味イラストレーター泣かせな作品。日日日さんの作品はグロ多い印象があるのでそれも危惧してましたが、これまた杞憂という萌え成分多めな内容でした。ろりでひらがな台詞いいよね。後半シリアスが入り、これはまたキッツイのが来るか……! とか心構えしてみたら、待て何だこの展開。催眠特化の異能力系話って珍しいです。フルボッコさんは最初よくある暴力系かと思ったら、何だ可愛いじゃないですか。と言うかヒロイン全部可愛い作品でした。2012/03/03
KUWAGATA
5
あとがきで、勢いに任せて書いた、みたいなことが書かれてありましたが、そのせいか後半になるにつれ、しっちゃかめっちゃかになっていった印象。レーベル的にこの程度でいいかと、適当に手を抜いて書いた感がするのは穿った見方でしょうか(笑) それと主人公の梓がまったく共感できないのも致命的。しかしこのレーベルでは、いまだ「アウトブレイク・カンパニー」以外に面白いと思った作品がありません。オススメがあったら教えてほしいくらいですw2014/02/16
METHIE
5
序盤から中盤にかけてラノベラノベしている感じだが、終盤の人間関係のどろどろは間違いなく日日日作品だと思う。2013/08/03
ドル箱
5
さてと「狂乱」以来の日日日作品読みました。私は作家の「テーマ」「設定」も考察するタイプなのでどういう風な作品造りなのかな?と読み始めました。設定は目新しい物はあまり無かったのですが、キャラの相関図とその立ち位置はバランスは取れてるかなと感じました。(ごちゃごちゃしたのよりはよいかと)文体も日日日らしさが出ており、編集も悪くないですが(ヒロインが主人公のどういう所に惹かれたのかがもう少し書かれてると尚良いと思います、そこキチンと書いて欲しかった)そして「テーマ」の「いけめん」は主人公の方だと思います。2012/04/02