出版社内容情報
鉄道利用者すべてが人質に!?
首都を震撼させた戦慄の一日。
湘南新宿ラインで痴漢事件発生。逃亡直後に死亡した容疑者の遺留品から空薬莢(からやっきょう)を発見、警視庁鉄道捜査班(通称:テッパン)の刑事たちが捜査を開始する。
だが聞き込みの最中、何者かにより襲撃され、さらには駅を狙うテロ予告が警視庁へ入る。
真の狙いも目的地も明かさぬテロリストにとって、首都圏の鉄道利用者すべてが人質。
複雑に入り組んだ鉄道網を巧みに使って暗躍する犯罪者に、鉄道マニアのテッパン班長・吾妻警視が情熱と知識で立ち向かう!
内容説明
湘南新宿ラインで痴漢事件発生。逃亡直後に死亡した容疑者の遺留品から空薬莢を発見、警視庁鉄道捜査班の刑事たちが捜査を開始する。だが聞き込みの最中、何者かにより襲撃され、さらには駅を狙うテロ予告が警視庁へ入る。真の狙いも目的地も明かさぬテロリストにとって、首都圏の鉄道利用者すべてが人質。複雑に入り組んだ鉄道網を巧みに使って暗躍する犯罪者に、鉄道マニアのテッパン班長・吾妻警視が情熱と知識で立ち向かう!
著者等紹介
豊田巧[トヨダタクミ]
1967年大阪府生まれ。ゲームメーカーで「電車でGO!」などの宣伝プロデューサーとして活躍。2009年に『鉄子のDNA』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
21
う〜む。 やっぱり、売れるには 売れる理由があるのかな。 あえてこのシリーズを 読もうとは…。2018/01/19
ビスコ
5
「鉄血の警視」に続く2巻。1巻同様、社会派的なテーマを編み込んだ鉄道サスペンス。 暴走列車という派手な題材の1巻と比べると地味な印象は拭えない。それでも、首都圏の鉄道を舞台に銃乱射で脅すテロリストとのやり取りは読んでて緊張を誘った。2017/10/04
詩界 -うたか-
4
#読了 #鉄路の牢獄◆警察官である稲沢が移動中「痴漢です」の声に思わず反応する。日高は俺は痴漢をやっていない、疑われたら警察行きだと反対車線にきた列車へ飛び込んでしまう。その後被害女性はいなくなっている事に気づいた。撮り鉄と間違われそうなくらいマニアの警視・吾妻は豪華列車である扶桑に感動していた。そんな些細な出来事から、首都圏の鉄道がテロリスト・第四旅団によって人質に取られてしまい……!?◆鉄道系警察官たちというあまりないジャンル第二弾。後半はテロリストに対応する吾妻、稲沢、只見が立ち向かい、面白かった。2020/01/29
Kenichi Uto
3
シリーズ2巻目。なかなか面白いです。今回は機関銃乱射テロのお話。6年前におきた湘南新宿ライン脱線事故(架空の事故です)に端を発する話。モデルはやっぱり福知山線の事故なんですかね。あまり売れてないのか、感想の投稿も少ないですね。それにしてもテッパン。レールウォーズの作家さんらしさがでてますね。2018/02/27