出版社内容情報
まことしやかに囁かれる都市伝説「猫殺し13きっぷ事件」に巻き込まれた7人は、最果ての地――異世界に飛ばされてしまった!?まことしやかに囁かれる都市伝説「猫殺し13きっぷ事件」に巻き込まれた7人は、最果ての地――異世界に飛ばされてしまった!?
石川 宏千花[イシカワ ヒロチカ]
著・文・その他
内容説明
5年前に起きた「猫殺し事件」をきっかけに、異世界へ散り散りに飛ばされてしまった魚住二葉たち同級生7人。元の世界に戻れない永遠のような時間を越えて、奇跡的に再会を果たせたのは未だ4人だけ。その上、残りの行方不明者のうちに裏切り者がいることが発覚する。仲間の一人、糸川音色が攫われ事態が一気に緊迫する中、結集したメンバーたちは彼女を救うために動き出す!
著者等紹介
石川宏千花[イシカワヒロチカ]
『ユリエルとグレン』で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
67
微妙にわかりにくいのは、情景描写より心理描写がメインだからだろう。そりゃつらかったよな、寂しかったろうなという気持ちはこちらもあるが、今ひとつキャラがのっぺりしているようで、いまだに誰が誰だかわからなくなるときがある。それでも半ば意地で読んでいる。次巻も購入します。2018/04/27
Nyah
38
糸川音色が攫われ、動揺した岩田波留斗はエアボードの練習中ぼんやりして壁に激突し大怪我をする。そこへエース(ヒム・イア)から見つけたかもしれないと連絡が。潜伏していたサットが加わり、トワコ、エースと元同級生達で仲間を助ける為に動き出す。/少しづつ明らかになるルマ家の野望。 2022/01/30
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
26
やっと真相解明…!猫殺し13きっぷで異世界に飛ばされた7人の12歳の少年少女。バラバラになっていた彼らがやっとまとまってきて、残すはあと一人の行方ーーというところ。双葉や、アユミ、ハルト、音色がなぜ狙われるのか。アーヤこと文乃と、事件の張本人である和久田は、何をさせられるために連れ去られたのか。伏線が徐々につながっていく…。次回くらいで最終巻かな?!展開が待ち遠しい…!!2018/05/21
秋良
13
話が大きく動きだす巻。文乃の苦しみに気づいてそばにいようとする音色の優しさは方向が間違ってるというか、それなら説得してエースの側に引き入れた方が良かったと思うんだけど。これで音色を持ち上げられてもなあ……。エースを崇拝する二葉、不穏なものを感じ取った歩巳、どちらの印象が正しかったのかはまだ分からず。ただの演出??次の最終巻ですっきり完結できるのか。2023/03/31
midorino
9
サットの過去が判明し、少年少女を狙う人たちの正体も。ノエが出てこないのに、ノエの評価が上がる巻だった。子どもたちの「ノエなら…」っていう信頼はどこから来るんだろう。2018/05/22