講談社文庫
禁止リスト〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062931649
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

少女たちを監禁し凌辱し、親友の命を奪った男。セアラは忌まわしい記憶を振り切り、親友の遺体を探す旅に出るが。親友は嬲り殺された。ふたりが禁止リストを破って、「知らない人の車に乗った」から。少女4人の監禁拷問事件から10年、セアラはトラウマで人に触れないまま、名を変えて暮らしていた。そこに収監されていた犯人の仮釈放の可能性が。「親友の遺体」という証拠さえあれば、男を殺人罪で再逮捕できる。セアラは共に監禁された仲間と事件を辿る旅に出るが、彼女たちに犯人の魔の手が迫る。

コーティ・ザン[コーティ ザン]
著・文・その他

三角 和代[ミスミ カズヨ]
翻訳

内容説明

母を亡くした少女と親友は危険を避けるためのルールを「禁止リスト」にした。すべては完璧だった、あの夜までは。少女4人の監禁拷問事件から10年、被害者セアラは犯人仮釈放の可能性を知る。未発見の親友の遺体という証拠があれば、奴を再逮捕できる。セアラは共に監禁された仲間と事件を辿る旅に出る!

著者等紹介

ザン,コーティ[ザン,コーティ] [Zan,Koethi]
アラバマ州生まれ。イェール大学ロースクール卒業後、法律事務所を経てMTVで副法律顧問・常務取締役を務める。働きながら書いた『禁止リスト』(原題「The Never List」)で作家デビュー

三角和代[ミスミカズヨ]
翻訳者。1965年福岡県生まれ、西南学院大学文学部外国語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

45
何の前触れもなく少女が監禁されて、数年経過した場面からいきなり始まって、思わず読む順番を間違ったかと確認した。上巻のあらすじを読む限り、そんなに複雑なストーリーだと思わなかったが、妙に展開が廻りくねっていてそれが伏線なのか?文章の水増しか?それと少女たちが危険を避けるために作ったタイトルの「危険リスト」と本筋との関連が明かされず、良く分からないまま上巻は終了。感想は下巻で。2015/12/30

マムみかん(*感想は風まかせ*)

31
講談社さまの読者プレゼントで頂戴した本。 あらすじで興味を持ったのですが、予想通りサイコサスペンス風の陰鬱な展開です(笑)。 直接的な表現は無いのに、反って想像が膨らむから怖いですね。 普通なら主人公がトラウマを克服して幸せになる…ってストーリーになると思う。 でも、何だかこの主人公に信用がおけないんだな~。 どうやって解放されたのかや、一緒に監禁されていた他の2人が主人公を嫌っているのは何故か等々がボヤかされているので、尚更そう感じます。 下巻でモヤモヤ感が払拭されるのを期待☆2015/09/18

しましまこ

10
う~ん、ラストが見えた気がする。2015/08/17

yuri

4
怖かったです。何されたの?と書いてないことまで想像してしまい、恐怖でした。でも読むのやめられない。2015/09/08

MatsumotoShuji

2
親友を監禁拷問の上に殺害した犯人は刑務所の中。 しかし親友の死体が発見されていないために罪状は「誘拐監禁」。 その犯人が仮出所してくる。 出所させないためには親友の死体を発見して「殺人」で再逮捕しなくてはならない、というサスペンス。2015/09/01

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