講談社学術文庫<br> 殿様と鼠小僧―松浦静山『甲子夜話』の世界

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講談社学術文庫
殿様と鼠小僧―松浦静山『甲子夜話』の世界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062919340
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0121

内容説明

幕政での栄達という青雲の夢破れ、四十七歳で平戸藩主を隠退した松浦静山は、以後八十二歳で没するまで、学芸に親しみ、怪談奇談に耳をそばだて、隠居仲間やお抱え相撲取り・弓職人など多彩な人々との交流を楽しんだ。老いのため息を洩らしつつ、本所下屋敷での隠居暮らしを生き生きと綴った江戸後期屈指の随筆『甲子夜話』を中心に、「老侯の時代」を活写する一級の江戸社会史。

目次

大名暮らし
殿様が大名を辞めるとき
老侯の時代
本所下屋敷の人々
隠居同士
不思議降る町
殿様と鼠小僧
家族の肖像

著者等紹介

氏家幹人[ウジイエミキト]
1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。専攻は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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