出版社内容情報
女王を救い出したラーラたちは、王都近くの町で地下通路を発見する。王族脱出用に引かれた通路には二人の親子が閉じ込められていた!
金色のユニコーン・ルッカと王家のグリフォン・ネロとともに、女王ロトを助け出したラーラは、王都に近いマイヤの町に逃げこんだ。
宿屋を訪ねると、おかみさんは「一人娘が病気なので、今日は泊めることができない。」という。ラーラたちが別の宿をさがそうとすると、そこにうす汚い医者があらわれ、「ユニコーンの角をけずったかけらを飲ませれば、どんな病気でもたちまち治る」と宿屋の主人にすすめた。ラーラは、その薬の臭いをかぎ、男がニセ医者であることを見抜いて追い出し、かわりに自分で看病をする。
宿屋に泊まった翌朝、外で見張りをしていたルッカがラーラに「地面の下から人声が聞こえた。」と話す。調べてみると、宿屋の裏手の森に地下通路の入り口があった。王族が王宮から脱出するために引かれたと思われる地下通路にラーラたちが入っていくと、鉄格子がはまった地下牢があり、そこには2人の親子が閉じ込められていた--。
【著者紹介】
作者/牧野礼
1983年、愛知県生まれ。小学生のころより小説を書きはじめる。南山大学人文学部日本文化学科卒業。在学中は王朝文学を専攻。第6回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『滝まくらの君』(岩崎書店)で、2008年にデビュー。ほかの作品に『夢見の猫 風の犬宮』(くもん出版)がある。
内容説明
2頭の聖獣、ルッカとネロとともに女王ロトを助け出したラーラは、王都に近いマイヤの町に逃げこんだ。宿屋に泊まった翌朝、外で見張りをしていたルッカはラーラに、「地面の下から人の声が聞こえた。」という。調べてみると、宿屋の裏手の森に地下通路の入り口があった。通路は王族の脱出用なのか?ラーラたちが進むとそこには―。ますます目がはなせない第2巻!小学中級から(総ルビ)。
著者等紹介
牧野礼[マキノアヤ]
1983年、愛知県生まれ。南山大学人文学部日本文化学科卒業。在学中は王朝文学を専攻。第6回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『滝まくらの君』(岩崎書店)で、2008年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mayuri(Toli)
ミィ