講談社青い鳥文庫
ユニコーンの乙女―ラーラと二頭の聖獣

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  • サイズ B40判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062854559
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

「ユニコーンの乙女」になりそこねた12歳の少女ラーラと、謎めいた二頭の聖獣が、女王を救うために奮闘する冒険ファンタジー!

テミス賢王国最北の町・セレネーにある「月神の家」。ここでは、月神と聖獣ユニコーンに仕える女性たちが寮生活をおくっている。
南部出身のラーラも、「月神の家」にやってきて以来、ユニコーンのお世話をしながら、薬草の使いかたや、国の歴史、聖獣の知識などを学んできた。
そして4年目をむかえ、12歳になったラーラは「ユニコーンの乙女」選びの儀式が行われる前日に、空から流れ星のようなものが落ちてくるのを目撃する。その場所にかけよってみると、そこには金色のユニコーンが倒れていた--。

【著者紹介】
著者/牧野礼
1983年、愛知県生まれ。小学生のころより小説を書きはじめる。南山大学人文学部日本文化学科卒業。在学中は王朝文学を専攻。第6回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『滝まくらの君』(岩崎書店)で、2008年にデビュー。ほかの作品に『夢見の猫 風の犬宮』(くもん出版)がある。

内容説明

月神と聖獣ユニコーンに仕える女性たちがくらす「月神の家」。12歳の少女ラーラは、「ユニコーンの乙女」選びの儀式が行われる前日、空から流れ星のようなものが落ちるのを目撃する。たしかめに行ってみると、そこには金色のユニコーンが倒れていた。さらに黒い翼をもつグリフォンまであらわれて―。ラーラと謎めいた2頭の聖獣が奮闘する冒険ファンタジー!小学中級から。

著者等紹介

牧野礼[マキノアヤ]
1983年、愛知県生まれ。南山大学人文学部日本文化学科卒業。在学中は王朝文学を専攻。第6回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『滝まくらの君』(岩崎書店)で、2008年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

深青

13
面白かった。世界観は好きなんだけど、何せ一巻で始まったばかり。もう少し読みたいと思った。それぞれのキャラが好きです。ユニコーンと乙女の関係もこれからだけど、きっといい関係を築けると思う。2015/01/10

ちぃ

6
濃厚な味わいの小説。児童書。2022/10/06

mayuri(Toli)

4
ドラゴンがいればそこはどこだってファンタジーの世界である、といったようなことを言ったのはトールキン先生ですが、この本にはドラゴンこそ出てこないもののユニコーン、グリフィン、夢告げ鳥、女神など、ファンタジーの素養に溢れています。ファンタジーな物語なのに、物語はまるで現実の現し世であり、するりと感情移入して読むことができます。 ユニコーンであるルッカとの関係性はまるで少女小説のようで、これは女の子が好きだろうなあと思いました。思わず頬が緩んでしまうようなところがいくつかあって、よくできた物語だと感じました。 2015/01/31

ゆったま

1
とても面白く、一気読みしました。 とにかく言葉がうっとりするほど、綺麗。 早く続きが読みたいです。2021/08/22

ちぃ

1
優しくそしてハラハラする、とても優れたファンタジーです。読むのは少しむつかしいのですが、一度世界観にひたると極上の読書体験となりますね。2020/11/23

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