講談社青い鳥文庫
伊豆の踊子・野菊の墓

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  • サイズ B40判/ページ数 162p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062852173
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

初恋は清く、せつなく、美しく……
――初恋文学の日本代表です!――

「初恋」は清く、せつなく、美しいもの――。日本の文学史上に燦然(さんぜん)と輝く2作品を、牧村久実先生の挿絵で。
伊豆を旅する旅回りの踊り子と、一人の男子学生の淡い初恋を描いた『伊豆の踊子』。もうすぐ都会の学校へ行ってしまう政夫と、いとこの民子の一途な思いを描いた『野菊の墓』。
時間がたってもけっして色あせない、初恋の物語を2編収録。

※小学上級から

川端 康成[カワバタ ヤスナリ]
著・文・その他

伊藤 左千夫[イトウ サチオ]
著・文・その他

牧村 久実[マキムラ クミ]
著・文・その他

内容説明

「初恋」は清く、せつなく、美しいもの―。日本の文学史上に燦然と輝く2作品を、牧村久実先生の挿絵で。伊豆を旅する旅回りの踊り子と、一人の男子学生の淡い初恋を描いた『伊豆の踊子』。もうすぐ都会の学校へ行ってしまう政夫と、いとこの民子の一途な思いを描いた『野菊の墓』。時間がたってもけっして色あせない、初恋の物語を2編収録。小学上級から。

著者等紹介

川端康成[カワバタヤスナリ]
1899年、大阪市に生まれる。小説家。第一高等学校をへて1924年、東京帝国大学(東京大学)国文科卒業。1961年、文化勲章を、1968年、ノーベル文学賞を受賞。1972年没

伊藤左千夫[イトウサチオ]
1864年、上総国(いまの千葉県)に生まれる。本名幸次郎。歌人・小説家。明治法律学校に学ぶが眼病のため中退。牛乳搾取業を営むかたわら、正岡子規の門下となり、短歌を多数発表。明治歌壇に新風をふきこんだ。1913年没

牧村久実[マキムラクミ]
6月13日生まれ。東京都出身。デビュー以来、多くの漫画、さし絵を手がける。とりわけ、小林深雪の小説のさし絵は100冊を超え、名コンビとして知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AMホームズ

3
文学作品は難しそうなので青い鳥文庫で読了。伊豆の踊り子も良かったけれど、私は野菊の墓が好きです。 ヒロインが主人公との恋を歳上だからという理由で周囲に猛反対され、叶うことなく亡くなってしまう…というベタではある話です。しかし、今の作品には無い、日本人らしい純粋さがとてもグッときました(^_^)☆2014/07/16

イボンヌ

2
オジサンになって読み返しても切なくて泣ける。10年後にまた読み返そうと思う。2016/02/20

ぜんじー

0
音読で。2018/12/26

ぴーたーらびっと

0
どちらの話も男女の描き方が不自然だと思った。14歳の少女が男に全裸を晒してニコニコ、ありえない。野菊の墓も満15の娘が2つ下の少年にベタベタするとか、相手の少年の言動も13歳に思えない。大人達の対応も支離滅裂で、そういう物として書いてるというようでもない。伊豆の踊子はそれでも主人公の精神の解放というテーマを書いていると思えたが野菊の墓は良さが分からなかった。民子が政夫をそこまで好きになる理由も分からないし、政夫はその後結婚してそのくせ不満たらたら、相手の女性はたまったもんじゃないだろう。2019/06/21

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