奮闘するたすく

個数:
電子版価格
¥1,265
  • 電書あり

奮闘するたすく

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 06時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832458
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

年をとって何かができなくなる苦しみ、誰かを支えたいという情熱。小学5年生が介護現場で感じたことを坪田賞作家が物語にしました。ベストセラーとなった介護マンガ『ペコロスの母に会いに行く』の作者、岡野雄一さんが大推薦!
「うなずいて笑ってしんみりして……。介護現場に飛び込んだ佑(たすく)に、誰もがエールを送りたくなるはず!」

最近、佑のおじいちゃんの様子がおかしい。自宅の近所で道に迷ったかのように歩いていたり、やかんをコンロにかけっぱなしにしてボヤ騒ぎを起こしたり、お風呂の水が廊下まであふれているのに立ち尽くしていたり……。佑のおじいちゃんは、やはり認知症だった。
「行きたくない」としぶるおじいちゃんをなだめすかして、佑はデイサービス(通所介護)に連れて行くことになった。しかも、あまりに強い目力で逆らうことのできない早田先生は、デイサービスで見たこと、聞いたことをレポートして、それを夏休みの自由研究として提出しなさいと、うれしくない提案までしてくれた。
友だちの一平と“ケアハウス こもれび”に通うことになった佑は、たくさんのお年寄りたち、介護福祉士の資格を取るためにインドネシアから来たリニさんをはじめとした介護職の人たちとふれ合いながら、介護される人と介護する人、それぞれの気持ちに気づいていく。

小学5年生が介護現場をルポ! アクティブ・ラーニングの授業にも使える物語。

1 夏休みの宿題
2 こもれび
3 祖父、キレる
4 早田先生登場
5 リニさんの話
6 いろいろな個性
7 立ち入り禁止の部屋
8 祖父、不通所宣言
9 祖父の苦しみ
10 よし子さん、いなくなる
11 花の部屋のこと
12 セミの脱皮
13 こもれびの生活
14 替え歌カラオケ大会
15 時間旅行
16 無表情なおばさん
17 レポート作成
18 お笑いライブ


まはら 三桃[マハラ ミト]
著・文・その他

内容説明

最近、佑のおじいちゃんの様子がおかしい。近所で道に迷ったかのように歩いていたり、やかんをコンロにかけっぱなしにしてボヤ騒ぎを起こしたり…。「行きたくない」としぶるおじいちゃんをなだめすかして、佑はデイサービス(通所介護)に連れていくことになった。しかも、佑が逆らうことのできない早田先生は、そこで見たこと、聞いたことをレポートして夏休みの自由研究として提出しなさいって…。友だちの一平と“ケアハウスこもれび”に通うことになった佑は、お年寄りと接しながら、介護される人と介護する人、それぞれの気持ちに気づいていく。坪田譲治文学賞受賞作家が描く、子どもにとっての「介護」とは?

著者等紹介

まはら三桃[マハラミト]
1966年、福岡県北九州市生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選し、翌年、『カラフルな闇』と改題して刊行。2011年、『おとうさんの手』(講談社)が読書感想画中央コンクール指定図書に選定される。2012年、『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で第27回坪田譲治文学賞を受賞、2013年、第4回JBBY賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

96
小学五年生・たすくの夏休みの自由研究は介護施設のレポート。認知症になった祖父とクラスメイトの一平と共に施設に通う。祖父の変化は痛々しいけれど、インドネシアの研修生リニや老人達の明るさで重くならずに読める。親の老いが切実な世代としては施設の人達がみなこんな風ならいいのにと思わずにいられない。子どもが無理なく楽しく理解できる内容。まはらさんの本は安心して勧められる。2018/02/12

ゆみねこ

76
近所で一人暮らしをしていた祖父が軽い認知症に。足を骨折し入浴が困難になった祖父が通うことになったデイサービス。小5の佑は友人の一平とともに夏休みの自由研究を兼ねて介護の現場を経験する。インドネシアからの研修生や、脱サラで介護職になった人、看取りのこと。児童書だけれど、大人にも介護の問題を考えさせてくれます。私もあのレクリェーションは参加したくないなぁ。。2017/08/02

真理そら

65
祖父が転んで足を痛め、さらに認知症の症状も出始めているのでデイサービスについて行った佑は担任教師に勧められてデイサービスを友人の一平と共同で自由研究の題材にすることになった。というわけで舞台はデイサービスセンター。馴染みのない舞台の作品だったが、小学生が高齢者の世話をする話でも昨今話題のヤングケアラー物と違って一種突き抜けた明るさがあって楽しく読み終えることができた。2023/12/16

☆よいこ

43
5年生の野沢佑(たすく)は、担任の早田先生の目力ビームに押されて、同級生の一平と一緒にデイサービスのレポートを書くことになった。おじいちゃんが認知症になり、施設に通所しはじめたので、ケアハウスこもれびに付添い見学に行く。最初は緊張していた二人だが、インドネシア人のヘルパー、リニさんに色々なことを教えてもらい、介護の大変さや楽しさを知っていく。▽YAというより児童書。男の子が主人公だからか、わりとあっさり目に話がすすむ。読みやすくわかりやすい。よく取材されているなと感じた。2018/08/06

ぶんこ

42
小学5年の佑と一平は、佑のおじいちゃんが通うようになった通所介護施設に一緒に行き、夏休みの自由レポート作成をするようにと、目力の強い担任の依頼を断れない二人。認知症や頑固な人、ケチな人、物を隠す人など様々なお年寄りに驚かされながらも、お年寄りと寄り添っていく(ヤンチャ男子)がカッコ良くみえる。担任の先生も手伝いに来たりと、良い味出してる。トロミをつける食事など、実母が介護施設に入っているだけに身につまされ、自分が入所したら・・と考えると、確かにレクリエーションはやりたくないです。2017/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11815548
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。