出版社内容情報
シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞作!識字障害のある少女が友情と教師の理解により、自信を取り戻し成長する感動作アリーは6年生の女の子。読み書きができないことを隠すために、わざと変な行動をとってしまう。自分に自信がなく、学校では頭も行いも悪い子だと思われている。友達もなく、いつもいじめられがちなこともあり、7年間毎年転校して7つの学校へ行っている。
アリーの読み書き障害と、それ以外の学習能力の高さに気がついた新任のダニエル先生は、アリーに特別な方法で読み書きを教え、アリーもそれに応えて文字を少しずつ覚える。また、同じくクラスのマイノリティだった天真爛漫な黒人の少女と変わり者の天才少年と出会い、型破りな3人組はいじめにも立ち向かう。先生の熱意と素晴らしい友情、家族の愛にも助けられ、アリーは自信を取り戻していき……。
もしも魚が、木に登る能力で判断されたら、落ちこぼれになるに決まっている──
ひとりひとり違うからこそ素晴らしい、と理解し仲間と尊敬し合うことで、誰もが自信を持って輝けると教えてくれる感動作。
シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞のほか、グローバル・リード・アラウド・チョイス、SLJベストブック受賞。
リンダ.マラリー・ハント[リンダ.マラリー ハント]
著・文・その他
中井 はるの[ナカイ ハルノ]
翻訳
内容説明
アリーは6年生の女の子。読み書きができないことを隠すために、わざと変な行動をとってしまう。自分に自信がなく、学校では頭も行いも悪い子だと思われている。友達もなく、いつもいじめられがちだった。ところが産休をとる先生の代わりにやってきたダニエルズ先生は、アリーの特別な才能にすぐに気がつき、特別な勉強法を試そうとアリーに提案する。またアリーは同じクラスのマイノリティだった天真爛漫な黒人の少女と変わり者の天才少年とある事件を通じて仲良くなり、型破りな3人組はいじめにも立ち向かう。シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞!難読症の少女の成長を描く感動物語。
著者等紹介
ハント,リンダ・マラリー[ハント,リンダマラリー] [Hunt,Lynda Mullaly]
コネチカット州在住の教師出身の作家。デビュー作『マーフィーのために』で数々の賞を受賞し、注目される。『木の中の魚』でシュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞の他、グローバル・リード・アラウド、SLJベストブックなどに選出
中井はるの[ナカイハルノ]
外資系企業勤務を経てフリーの翻訳家となり、出産以後は児童文学の翻訳に携わるようになる。2013年、『木の葉のホームワーク』(ケイト・メスナー)の訳で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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