講談社・文学の扉<br> 木の中の魚

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講談社・文学の扉
木の中の魚

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  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832441
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞作!識字障害のある少女が友情と教師の理解により、自信を取り戻し成長する感動作アリーは6年生の女の子。読み書きができないことを隠すために、わざと変な行動をとってしまう。自分に自信がなく、学校では頭も行いも悪い子だと思われている。友達もなく、いつもいじめられがちなこともあり、7年間毎年転校して7つの学校へ行っている。
アリーの読み書き障害と、それ以外の学習能力の高さに気がついた新任のダニエル先生は、アリーに特別な方法で読み書きを教え、アリーもそれに応えて文字を少しずつ覚える。また、同じくクラスのマイノリティだった天真爛漫な黒人の少女と変わり者の天才少年と出会い、型破りな3人組はいじめにも立ち向かう。先生の熱意と素晴らしい友情、家族の愛にも助けられ、アリーは自信を取り戻していき……。


もしも魚が、木に登る能力で判断されたら、落ちこぼれになるに決まっている──

ひとりひとり違うからこそ素晴らしい、と理解し仲間と尊敬し合うことで、誰もが自信を持って輝けると教えてくれる感動作。
シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞のほか、グローバル・リード・アラウド・チョイス、SLJベストブック受賞。

リンダ.マラリー・ハント[リンダ.マラリー ハント]
著・文・その他

中井 はるの[ナカイ ハルノ]
翻訳

内容説明

アリーは6年生の女の子。読み書きができないことを隠すために、わざと変な行動をとってしまう。自分に自信がなく、学校では頭も行いも悪い子だと思われている。友達もなく、いつもいじめられがちだった。ところが産休をとる先生の代わりにやってきたダニエルズ先生は、アリーの特別な才能にすぐに気がつき、特別な勉強法を試そうとアリーに提案する。またアリーは同じクラスのマイノリティだった天真爛漫な黒人の少女と変わり者の天才少年とある事件を通じて仲良くなり、型破りな3人組はいじめにも立ち向かう。シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞!難読症の少女の成長を描く感動物語。

著者等紹介

ハント,リンダ・マラリー[ハント,リンダマラリー] [Hunt,Lynda Mullaly]
コネチカット州在住の教師出身の作家。デビュー作『マーフィーのために』で数々の賞を受賞し、注目される。『木の中の魚』でシュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞の他、グローバル・リード・アラウド、SLJベストブックなどに選出

中井はるの[ナカイハルノ]
外資系企業勤務を経てフリーの翻訳家となり、出産以後は児童文学の翻訳に携わるようになる。2013年、『木の葉のホームワーク』(ケイト・メスナー)の訳で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

121
ディスレクシアの少女アリーが問題ある児童となってしまうのは、みんなが彼女の抱える問題に気付かなかったから。ある先生の赴任により、その事が気付かれ、いろんな不協和音がいい方向に向かっていく…のだが。先生たちみんながこんな事を普通に出来るとは思えず、いくら子供を教える先生は素晴らしいとたたえていても、先生もいつも100%でいるわけにもいかず、なかなか難しい話だと思った。2018/01/18

はる

67
これはおすすめ。ディスレクシア(難読症)の少女アリーは、そのことを隠して学校で過ごしている。そのため皆に頭の悪い子だと誤解され、友だちもいない。だがある日、新任のダニエル先生がやってきた。先生の優しい指導を受けることによって、彼女の人生は変わっていく…。自分の思うこと、言いたいことが相手に上手く伝えられない悲しさ。そんなアリーの仲間となる転校生のキーシャと、変わり者のアルバートの友情が素敵。いかにもアメリカ的な展開なので好みが分かれるかもしれないけれど、爽やかな読後感が素晴らしい。2017/12/15

oldman獺祭魚翁

45
図書館 評価を見ると厳しいものとそうでないものが有ります。こういう時はもう読んでみるしかありません。…という訳で読んでみました。結果アリーの心情に泣きそうになりました。こんな先生、こんな友達が居たらどんなに良かったでしょう。恥ずかしながらディスレクシア(識字障害)という名称は知っていても、詳細は知りませんでした。これはあくまでもお話です。でも素敵なお話です。この本を読んだ子が少しでも他の子に注意や理解が向けばとおもいます。2018/03/10

ぶんこ

44
難読症のアリーが、ダニエルズ先生に出会い、文字を読めない、書けない辛さ、周囲の人の誤解され続ける辛さから解放された喜びを一緒に味わえました。アリーと家族の仲の良さ、そしてキーシャとアルバートという素敵にホットな級友が出来たこと。どれも素晴らしくて心和みました。最後にアリーの大好きなお兄ちゃんの事をダニエルズ先生にお願いに走って行く姿に感動しました。2018/02/13

けんとまん1007

31
タイトルは、この1冊の中で、1回だけでてくるフレーズ。しかし、その意味するところは、限りなく広い。難読症。何度か、耳にしたことがあり、少しだけ症状は知っている。しかし、それを知らないと、その辛さは厳しい。出会いの大切さというものを考えた。人は、知っていることの中で、判断しがちになってしまうし、致し方ないとも思う。だからこそ、一歩、踏み出すことも大切なのだ。人との違いを、どうとらえるのか?障害ととらえるのか、特徴としてとらえるのか?その差は大きい。最後に、わかってもらえてよかった。2018/01/21

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