講談社・文学の扉<br> 三島由宇、当選確実!

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講談社・文学の扉
三島由宇、当選確実!

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832403
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

三島由宇、おじいちゃんの選挙を手伝います! 18歳選挙権が実現した今、必読。これまでになかった、小学生から政治がわかる物語。三島由宇、小学五年生。クラスの学級委員であり、児童会の副会長もしています。「三島カバン店」を営むお父さんと、父娘、ふたりで暮らしています。
小学校を卒業する六年生の追い出しイベントの出し物についても、きっちりシキって得意満面の由宇。しかし突然、これまで会ったことのないおじいちゃんが危篤だという一報が入ります。お父さんは実家に帰らないので知りませんでしたが、由宇のおじいちゃん、三島正政は、国土交通省の副大臣まで務めた大物政治家でした。
病院に駆けつけると、意外にもおじいちゃんはピンピンしています。病院で寝ている場合ではなく、おじいちゃんは、衆議院の解散によって、選挙運動を始めるところだったのです。お父さんの実家で待っていたのは、しゃんとしたたたずまいのおばあちゃん。由宇が児童会役員をしていると聞いて、おばあちゃんは、由宇におじいちゃんの選挙を手伝わせることを思いついたのでした。

もうすぐ六年生になる春休み、由宇は「特別な体験」をすることになります。小学生の彼女の目を通して、「18歳選挙権」や「公示」、「小選挙区・比例代表」といった選挙の仕組みや投票する意味、おおぜいの意見をまとめる難しさ、そして、世の中を良くしたいという理想を掲げた誰かは、困難があってもみんなの代表になって働きつづけなくてはならない、という現実を伝えます。

1 由宇の日常
2 児童会でのごたごた
3 突然の知らせ
4 おじいちゃんとの対面
5 お父さんの実家
6 由宇、大ピンチ
7 おばあちゃんからの誘い
8 由宇の春休み
9 公示日
10 公示
11 選挙戦開始
12 期日前投票? 三権分立?
13 お母さんのひみつ
14 上杉朝日
15 選挙サンデー
16 おじいさんの怒り
17 よくない予感
18 大事件
19 おじいちゃんの大事な話
20 投票日
21 開票
22 結果
23 お父さんの気持ち
解説 18歳になったら選挙に行けます!


まはら 三桃[マハラ ミト]
著・文・その他

内容説明

三島由宇は若葉小学校児童会の副会長にして、五年二組の学級委員。学校行事も、おうちのことも、何でもビシッとしきりたい。お父さんが会おうともしないおじいちゃんは、じつは政治家で、選挙運動を手伝う“特別な春休み”を過ごすことに…。十八歳選挙権が実現したいま必読!小学生から政治や選挙の仕組みが頭に入る物語。

著者等紹介

まはら三桃[マハラミト]
1966年、福岡県北九州市生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選し、翌年、『カラフルな闇』と改題して刊行。2011年、『おとうさんの手』(講談社)が読書感想画中央コンクール指定図書に選定される。2012年、『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で第27回坪田譲治文学賞を受賞。2013年、第4回JBBY賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mocha

99
お父さんと絶縁状態にあるお祖父ちゃんは、なんと大物政治家だった。内閣解散に伴う総選挙で手伝いに駆り出された由宇は、議員の仕事や選挙の仕組みを児童会の仕事とダブらせながら理解していく。ライバル候補の息子と火花を散らしたり、祖父母と父との軋轢にとまどったりと物語としても楽しめて、中学生くらいにちょうどいい感じ。巻末には詳しい解説も掲載されている。明日は投票日というタイミングで読めたのも良かった。2017/10/21

ゆみねこ

72
ほとんど行き来のなかった父方のおじいちゃんは、代議士だった!春休みにおじいちゃんの選挙のお手伝いをすることになった三島由宇は、児童会副会長の小学校5年生。選挙についてのあれこれを小学生にも分かりやすく書いた1冊。面白いけど、まはら三桃さんの作品としてはちょっと不満が残るかな。2017/01/24

ぶんこ

50
小学校で児童会の役員、クラスでは学級委員と張り切って役目を果たしている元気っ娘由宇5年生。父方のおじいちゃんの選挙応援に出かけた春休みの日々。国政選挙に、小学生の孫を裏方の手伝いに呼び寄せるおばあさんに驚く。しかも孫の母親は以前の選挙手伝いで体調を崩し、その後亡くなっているのに? 読んでいる私には酷いおばあさんとしかうつらないのですが、著者はそうは思っていないような印象を受けました。選挙の仕組みを子どもたちに教えるには良い本と思って書かれたのか?不思議がたくさんの読後感でした。2017/02/04

anne@灯れ松明の火

25
まはらさんの新作。隣市で。てっきり、児童会の選挙の話だと思っていたら、衆議院議員総選挙の話で、ビックリ! 子どもたちに選挙、政治に関心を持ってもらうにはいいと思う。が、亡くなったお母さんのこと、お父さんの気持ちなどを思うと、祖父母の行動、由宇の行動はどうなのかな〜? その後が知りたいような、もういいような……。2017/02/10

バニラ風味

24
父親と二人暮らしの由宇は、久々に祖父に会う事になった。父は祖父に会うのを嫌がったが、祖父の具合が悪いとのこと。病院に行ってみると、由宇の顔を見て、祖父は意識がはっきりした。よく知らない祖父は、実は政治家をしていたのだった。選挙権を持つようになる若者向けに、書かれたのかな。知らないことが多かったから勉強にはなったけれど、専門的な話が多すぎて、ちょっとお腹いっぱい感が…。2017/02/23

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