講談社の翻訳絵本
ぼくのじかん―かんがえるアルバート

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 18X22cm
  • 商品コード 9784062830171
  • NDC分類 E
  • Cコード C8710

内容説明

ぼくがたのしくあそんでいるのに、じかんはいつも、まってくれない。アルバートはさけんだ。「とまれ!」。

著者等紹介

ヤマモト,ラニ[ヤマモト,ラニ][Yamamoto,Lani]
アメリカ合衆国のブリンマー大学で心理学を、イギリスのオックスフォード大学で比較宗教哲学を学ぶ。ボストンでテレビのドキュメンタリーの仕事をしたのち、現在は家族とアイスランドのレイキャビクで暮らしている。2児の母

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。「にじいろのさかな」シリーズ(講談社)など、絵本の翻訳者としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ🍀

159
そうだよね。君の気持ちがよくわかるよ。あれしてこれして、次はそれやって。誰のためなの。必死に慌てて走り回って、それも大事なんだろうけど、ぼくは皆が寝静まった後にようやく訪れるせせらぎの刻をずっと待っている。今宵はいつもより瞬きに沁みる。時を止めることはできないけど、捉え方ひとつで溺れることも救うこともできる。もう過去に戻れないし立ち止まっても進んでしまうけど、一人ぼんやりと佇み、大切なひとときに浮かんできた想いが、自らのこれからにとってどんなに大切なのかを知れたから。考えることって楽しいよね、アルバート。2023/04/09

魚京童!

15
そんなこと考えてはいけない!引き込まれてもどってこれない!!!2016/02/03

Cinejazz

9
学校での一日は長かった。 だから<アルバ-ト>は、家に帰ると嬉しかった。 でも、遊べる時間は短かった。 「ご飯ですよ」の時間、お風呂と歯磨の時間、パジャマを着て、お話を聞いて寝る時間がすぐにきてしまう・・・何もかも速く動き過ぎる。アルバ-トは叫んだ「とまれ、とまれ、とまれ、とまれ!」アルバトは眠りたくない・・・窓の外にひろがる夜の星。 あの星たちは、ぼくが生まれるズ-ッと前からあった。 その星のひとつが消えるのが見えた。 アルバ-トは考える。 とまっているものなんて、何もないのかも知れない・・・〝無常〟。2022/06/15

おはなし会 芽ぶっく 

8
日常の疑問を絵本にした「世界一みじかい哲学の本」だそうです。 楽しい時ほど時間が早くなると感じてしまう、とめる事ができたらいいのに…。2023/03/30

river1031

3
うちの子の話かと思った。 1年生のとき、「規則正しく動くのは嫌だ。学校ではちゃんとしてるから、家では自由にさせてくれ」と言ってたな。2022/02/13

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