内容説明
たいくつなあめのひ、へやのなかでアルバートはかんがえはじめた…。うちゅうって、いったいどこにあるんだろう?世界一みじかい哲学の本。
著者等紹介
ヤマモト,ラニ[ヤマモト,ラニ][Yamamoto,Lani]
アメリカ合衆国のブリンマー大学で心理学を、イギリスのオックスフォード大学で比較宗教哲学を学ぶ。ボストンでテレビのドキュメンタリーの仕事をしたのち、現在は家族とアイスランドのレイキャビクで暮らしている。2児の母
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。「にじいろのさかな」シリーズ(講談社)など、絵本の翻訳者としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Cinejazz
17
外では雨が降り続いている。 ぼく<アルバ-ト>は、退屈な部屋の中で、やりたいと思ったことは、何もかもやりつくしてしまい、もう何もすることがなかった・・・<アルバ-ト>は考え始める・・・いま、ぼくが自分の家にいるとすると、ぼくんちは通りにあって、公園に近くて、街のなかで、街は国のなかで、国は地球のうえで、地球は星々の仲間で、宇宙のなか・・・じゃあ、宇宙は何のなかにあるんだろう?・・・と。「世界一みじかい哲学の本」と銘打たれた<かんがえるアルバ-ト>シリ-ズ第1集は〝我思う 故に 我あり〟のトッカカリ篇。2022/06/14
Willie the Wildcat
17
読後の次男、「確かに・・・。宇宙の外は何があるの?」。はは・・・。(汗)子供の創造力と想像力には、常に感心する。大人であれば普段やり過ごすようなことも、子供にとっては全て興味の対象。アルバートの目も、キラキラしている気がする。そんな子供の気持ちを大切に育もうね!っていう親へのメッセージなのかな。『世界一みじかい哲学の本』とのことで知人に紹介されたが、そこまでは語れあえなかった・・・(汗)2012/09/30
魚京童!
14
絶望するか、哲学者になるか、死ぬかだ。2016/02/03
あるちゃ
1
世界一みじかい哲学の本だそうです。哲学ってなんじゃらほい?という子供から、哲学に興味はあるけどとっつきにくいなあ、と感じている大人まで。ぼくのいるところについて考えてみましょう。無理して考える必要はないのです。やることがなくてお暇なときに、という感じの絵本です。2009/08/24
オレンジにいちゃん
0
〈図書館〉2015/05/22