講談社の翻訳絵本
でもすきだよ、おばあちゃん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784062830034
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

みんなのおばあちゃんとは、ちょっとちがう。
でも、だいすきなぼくのおばあちゃん――。

友達のおばあちゃんたちがどんなに元気に活動していようと、ぼくのおばあちゃんはいつまでもぼくのおばあちゃん、それでも大好きだよ――という、子どもだけが持ち得る限りなく透明な愛と受容の心の世界が、何とやさしく語られていることか! 高齢化社会の今の時代へのみごとな贈り物と言えよう。私は深い感動をおぼえつつ、翻訳しました。――<あとがきより>

スー・ローソン[スー ローソン]
著・文・その他

キャロライン・マガール[キャロライン マガール]
著・文・その他

柳田 邦男[ヤナギダ クニオ]
翻訳

内容説明

みんなのおばあちゃんとは、ちょっとちがう。でも、だいすきなぼくのおばあちゃん。

著者等紹介

ローソン,スー[ローソン,スー][Lawson,Sue]
小学校教師。作品に、子ども向けの読み物として広く読まれている『龍の涙』と、『シロイタチの子』がある。その他、短編物語を書いたり、作文のワークショップを開いたりしている。オーストラリアのビクトリア州在住

マガール,キャロライン[マガール,キャロライン][Magerl,Caroline]
画家、イラストレーター。オーストラリアのクイーンズランド州在住

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。ノンフィクション作家。現代における「生と死」をテーマに作品を書きつづけている。最近は言葉や心の問題、少年問題について積極的に発言、「大人こそ絵本を」のキャンペーンにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

17
おばあちゃんの家を訪ねる男の子は、いろんな事を考えます。 友だちのおばあちゃんは、元気で活動的なのに、どうしてぼくのおばあちゃんは違うんだろう。 さりげない描写の中に、哀しさがちらつきます。 おばあちゃんの亡くなった友だちをもいるけれど、ぼくのおばあちゃんは生きているんだと思い直します。 おばあちゃん認知症をしっかりと受けとめようとしている、男の子の優しさが印象的でした。 冷静に認知症を考える絵本でした。 巻末の柳田邦男さんの解説を読んで、もう一度読みなおすと、作者の描きかたの巧みさに改めて感服です。2015/05/24

yumiha

13
先日読んだ『生きなおす力』(柳田邦男)で紹介されていた絵本。訳はもちろん柳田邦男。友達の魅力的なおばあちゃんを一人ずつあげながら、でも、ぼくのおばあちゃんは「できないんだ」。その「できない」おばあちゃんに、摘んだ花を届けるオーストラリアの絵本。 2015/02/28

ヒラP@ehon.gohon

9
【再読】大人のための絵本2024/01/10

遠い日

9
水彩画がぼくの柔らかな心の動きにぴったり。認知症のおばあちゃんを、ちゃんと受け止めているこの子の、愛情。どこの誰のおばあちゃんと違っても、たったひとりの、ぼくのおばあちゃんへの愛は変わらない。2019/07/04

魚京童!

9
でもさ…。ごめん、やっぱ無理。2016/02/05

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