講談社+α文庫<br> 英語コンプレックスの正体

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講談社+α文庫
英語コンプレックスの正体

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062817028
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0136

出版社内容情報

英語ができる人も、できないひとも、いまだ日本人がとらわれているコンプレックスが、ふっと自然に治癒される。痛快無比な英語論!「英語コンプレックスを抱くのは「間違い」のようだ、というかすかな呟きがからだの奥底から聞こえてくるとすれば、本書での私の意図はさしあたり達せられたと言っていいであろう」(本書より)

ヨーロッパ中心主義、英語帝国主義の欺瞞を明晰に論じ、返す刀で、日本人のコンプレックスをあざやかに削ぎ落とす、エッセイの名手による英語論。
著者自身が留学時代はじめ研究者生活のなかで味わった英語にまつわる理不尽や、自らのコンプレックスの根底を、名調子で読ませる、言語文化論エッセイ。

まえがき
第一章 英語コンプレックスとは何か
第二章 英語コンプレックス状況の変化
第三章 私の英語コンプレックスの変化
第四章 英語コンプレックスの自然治癒
あとがき


中島 義道[ナカジマ ヨシミチ]
著・文・その他

内容説明

受験英語の秀才がコンプレックスから抜け出すまで。英語が苦でなくなる痛快無比の英語論!

目次

第1章 英語コンプレックスとは何か(その症状;その背景;その克服)
第2章 英語コンプレックス状況の変化(欧米崇拝の希薄化;「卑屈な」日本人論の減少;豊かな国の若者たち)
第3章 私の英語コンプレックスの変化(私は英語ができた;私は英語ができなかった;私は英語ができる;私は英語ができない)
第4章 英語コンプレックスの自然治癒(無理につじつまを合わせることをやめる;コミュニケーション・スキルを高める;自分をあえて困難な立場に追いやる;コンプレックスを(ある程度)肯定する
人生で最も大切なことを見失わない)

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士号取得)。電気通信大学教授を経て、現在は「哲学塾カント」主宰。専攻は時間論、自我論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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taka

3
今英語を話したい、学ばねばならない人の多くは、その動機として英語が「必要だから」と思っているだろう。しかし1970年、80年代はそうではなかったようだ。まさにコンプレックス。それも英語コンプレックスというより白人コンプレックス。アジアの「下等人種」が欧米の「高等人種」に近づく手段として英語を学んでいる〔本人はそう思っていなくても、当時書かれていた文章にはその雰囲気がにじみ出ている〕。2016/12/30

905

2
昔のルサンチマンに凝り固まったような文章(本書の第1章のような)に辟易し、しばらくこの著者からは完全に離れていたが、これはユーモアも感じられ楽しく読めた。時の力を感じるとともに、何についても(たとえば昔の本を読む場合など)その時々の時代性を考慮すべきことを思い出した。2021/06/13

madori

2
素直に面白くて1日で読んだ。いくつか爆笑してしまうエピソードもあった。もちろん著者ほどではないが、それなりに長い期間仕事で英語に苦しんでる私にとっては、反省したり、うなずいたりするポイントがたくさんあった。 結局、英語だとか日本語だとかではなく、過度にへりくだったり、威張ったりせず、お互いに人間として対等にフラットに付き合える関係を築いていくことが大事なんだな、と実感させられました。2021/01/11

活字の旅遊人

2
有り難う。

にっぐ

2
私自身はTOEIC800程度であり、周囲からは英語がそれなりにできる人という扱いを受けている。しかし、実はかなり英語コンプレックスが強く本書を手にした。著者の描くコンプレックスの『正体』と、私自身が認識している『正体』は全く別物だったが、コンプレックスに対する処方箋として最後に提示された内容(ネタバレなので書かないが)は、当たり前だし分かっちゃいる話だけど思わずハッとさせられる。これは、筆者が英語に真摯に向き合ってきた膨大な時間の中で、筆者自分が犯した過ちや体験談が実話ゆえに説得力が高いからだろう。2017/06/09

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