講談社+α文庫
きものは、からだにとてもいい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062815154
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

きものであなたのからだが変わる! 快適で豊かな生活を送るために、著者の体験を綴った「からだにやさしいきもの生活」実践のすすめ

きものであなたのからだが変わる! 快適で豊かな生活を送るために、著者の体験を綴った「からだにやさしいきもの生活」実践のすすめ

【著者紹介】
みさごちづる●1958年、山口県に生まれる。津田塾大学国際関係学科教授。専門は母子保健。著書にはベストセラー『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『昔の女はできていた』(宝島社文庫)、『赤ちゃんにおむつはいらない』(勁草書房)、『産みたい人はあたためて』(飛鳥新社)などがある。

内容説明

きものは、日本の気候や暮らしのなかから生まれた衣服。日本人が快適に暮らすために、「理に適った」服なのです。夏は適度に風を通し、冬にはあたたかく、からだを冷やさない。一見窮屈だけど、実はとても動きやすく、走ることだって!でも着付けが大変?それもちょっとしたコツを身につければ、問題なし。そして何より、きものを着ることで、あなたのからだはいきいきしてくる。きものの暮らしを取り戻すことで、からだが変わるのです。

目次

必要なのは決意だけである
突然の決意
歩くということ
寒暖の差
雨の日
雨の日、その後
わき、えり、すそ
きものは苦しいのか
ポケット
むね〔ほか〕

著者等紹介

三砂ちづる[ミサゴチズル]
1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)。津田塾大学国際関係学科教授。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

50
なんとも刺激的なタイトルの本だが、保健学の観点からきものは女性のからだをあたため、つつみ、とてもからだにいいということを語った本。感動したのは、きものは祖母から母へ、母から娘へ、娘から孫へと受け継がれるものであり、きものをまとうことは歴史を引き受けることでもあるという一文。なんだか自分が自然の一部になったようなふしぎな感覚にとらわれた。いきなり明日からきもの生活はできそうもないが、徐々にきものを着る時間を増やしていきたいな。2016/01/03

バニラ風味

23
日本の伝統の服である着物は、日本の風土と女性の体に合った、とても合理的なものです。その説明と同時に、今着物を着る女性が少ないのが残念だと書かれています。着物の着方の本も良いけれど、この本を読むと「もっと着物を着よう!」と思っちゃいますね。自分が日本女性であることを大切にしたいな、と。着物に似合う、沖縄の女性の髪型「カンプー」も、いいな!と思ってました!今度、着物を着る時、つけ毛のあんこ入れてカンプー風にしてみよう思います。2016/01/09

ゆきおんな

14
いつかは着物で暮らしたいと思わせる本です。今はまだ、洋服の方が動きやすいなぁと感じますが、女性には着物の方が身体にいいというお話にとても納得がいきました。ゆるりと楽に着物を着て体の調子がよくなったら最高です2020/01/03

おさと

6
着物着てると言われるあるある。着物はほんと、誰でも簡単に着られますーーー!着物バンザイ☆2018/02/10

Noelle

6
この著者ならではの、ただ着物が好き、だけではなく、本来の日本女性の身体性と衣類の関係性、恐らくは世界中の文化気候の中での女性の着衣の問題までがうかがえて非常に興味深い。着物を着るのに必要な二つ、「決意」と「着物メンター」。まさにそう思う。私も著者同様、衣食住の衣としての着物賛成派なのだが、まだ毎日とはいかず週一くらい。それでも着物を着る楽しさを周りに発信して行きたいと思う。2014/05/01

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