内容説明
あの地下鉄線が大きく進路を変えた理由は?専用ホームだけつくって用途変更した通勤新幹線計画って何?現在準備中の新交通システムは意外な方向へ延びる!?高度経済成長からバブル期、そして21世紀へ。時代が選んだ路線と選ばなかった路線、それぞれの事情は?まだまだ広がる鉄道網は、どんな理由でその形を決めるのか。人気鉄道アナリストが膨大な資料と綿密な取材をもとに、昭和40年代から現在までの消えた鉄道計画と未来予想図を明かす。
目次
1 昭和40年代から都市交通審議会最終答申まで(東京地区;大阪地区;名古屋地区)
2 最近まであった知られざる計画、そして将来
著者等紹介
川島令三[カワシマリョウゾウ]
1950年、兵庫県に生まれる。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て鉄道図書刊行会に勤務、「鉄道ピクトリアル」「電気車の科学」を編集。鉄道アナリストとして活躍中。鉄道友の会会員。全国鉄道利用者会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のげぞう
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相変わらずの鉄道建設論。採算は取れなさそうな線が多い。2016/11/12
syam
0
見ると、案外計画って実現してるないし実現間近ってのが多い印象。 その一方で、長距離接続しすぎて事故がほかの路線にまで影響与えたりしてるんで、計画の実現も善しあしですな。2015/12/19
U-G.Kintoki
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上野東京ラインも副都心線の東武、西武、東急の乗り入れもようやく実現しましたなあ。でも、やっぱり文庫じゃ見難い。図にしろ写真にしろ、もう少し大きな判形でカラーの方が見やすいと思う。2015/08/17
幻日
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名古屋地区の部分だけ読んだ。文中にもあるが、ピーチライナーは高蔵寺との接続を優先すべきだった。名鉄小牧線の平安通への延伸が遅れていたのも痛かった。現在、その上飯田線を丸太町まで延伸する計画があり、近年中に建設されるという事は全く知らなかった。城北線の勝川駅乗り入れについて書いてあるが、某掲示板では建造物の影響で不可能ではないかとの声もある。2013/03/03