講談社文庫<br> 一角獣(ユニコーン)の繭―建築探偵桜井京介の事件簿

電子版価格
¥979
  • 電書あり

講談社文庫
一角獣(ユニコーン)の繭―建築探偵桜井京介の事件簿

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 508p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062778848
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは?六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と??。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは?

プロローグ──精霊の棲む森
プロローグ/モノローグ──たったひとつのあたしの望み
スゥィートルームの密議
山中異界
夜はさざめく
貴婦人と一角獣
陰画としての惨劇
小さな花のように
緑蔭百花譜
緑色のユニコーン
裁かれる時
優しい死神
エピローグ/モノローグ──たったひとつ、ぼくの望むこと
ノベルス版あとがき
文庫版あとがき


篠田 真由美[シノダ マユミ]
著・文・その他

内容説明

六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と―。放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた!すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは!?大人気シリーズ第13弾。

著者等紹介

篠田真由美[シノダマユミ]
1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒、専攻は東洋文化。’91年『琥珀の城の殺人』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

44
何ていうか催眠術怖いなぁと思う。宮部みゆきの魔術は囁くでも思ったけど。2014/09/14

絳楸蘭

23
蒼の初恋とそれに松浦窮がどう関わってくるのか!と二重にドキドキしながら読んだ。蒼にとっての一番はやっぱり京介。その京介が最後に!?これまでのことの後ろにその人がいたとするならなんのために?そして、京介の気持ちは!?2015/02/01

nagi

7
最後の最後で色々な事がありすぎて、しばし呆然。全てを持っていかれてしまった。後少しで本当に終わるの?という感じ??鏡平の美しい自然の描写があまりに切なく、このまま平穏には終らないだろうな、と覚悟していましたが、まさかこんな展開になるとは。2018/08/26

アキ

7
シリーズ13作目(通算17) 前作「聖女の塔」の続き。 「月蝕の窓」で京介に敗北したシリーズで一番嫌いな奴は 前作でも失敗。奴がこれで諦めるはずがない。 蒼は深春と綾乃同行で会員制のリゾート施設に。 そこで蒼が出会った自分と似通った境遇の少女を 京介のように外の世界に連れ出そうとする。 前半は蒼と少女の事が多く語られるが違和感バリバリ。 蒼が恋?イヤイヤ違うから!京介とは違うから! っていうか狙われてるのは蒼だから!とジレンマ。 何より驚愕したのは京介が行方不明に! 京介って何者?蒼!絶対に連れ戻して!2017/12/15

みどり

6
再読。終わり方が不穏だけれど、これについてはもう全部思い出している。 この後2冊で一応サーガとも呼べる長い1つの話が終わるわけだけれど。その一番の見せ場、ともいえるんだろうな。 結局シリーズ1巻1巻で完結しているようで、全部読まないと解決編へたどり着かないという作り。2021/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8161262
  • ご注意事項