出版社内容情報
家庭がありながら運命的な出会いをした女と男。一緒に暮らす約束をした翌日、災難事故で逝ってしまった男への思い。奇蹟の恋愛小説。
家庭がありながら運命的な出会いをした女と男。一緒に暮らす約束をした翌日、災難事故で逝ってしまった男への思い。奇蹟の恋愛小説。
内容説明
夫のいる身ながら、わたしは知り合いの葬儀で出逢った妻子ある男からの強引とも言える告白に心惹かれる。その不器用なほど真っ直ぐな人柄に、ますます思いは募っていくが…。一緒に暮らす約束までした二人の、長い時を経ての逢瀬には、ずっと胸に秘めていた痛切な思いがあった。深く心に響く恋愛小説。
著者等紹介
高樹のぶ子[タカギノブコ]
1946年山口県生まれ。’84年「光抱く友よ」で芥川賞、’95年『水脈』で女流文学賞、’99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、’10年「トモスイ」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。’09年には紫綬褒章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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