講談社文庫<br> 邪馬台洞の研究

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講談社文庫
邪馬台洞の研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

女子高生・諸星比夏留は、古武道“独楽”の達人で民俗学研究会所属の大食い少女だが、部活の仲間たちといつも摩訶不思議な事件に巻き込まれる。学校の裏で邪馬台国を探す表題作をはじめ、子供たちが洞窟の中で消失する「人喰い洞の研究」など、今回もめちゃめちゃ笑えるトンデモ伝奇「私立伝奇学園」シリーズ。

著者等紹介

田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生まれ。1993年『凶の剣士』で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選。同年、『落下する緑』(創元推理文庫)で「鮎川哲也の本格推理」入選。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(ハヤカワ文庫JA)で、星雲賞(日本短編部幽)受賞。伝奇・ファンタジー・ホラー・本格推理・SF等、多彩な作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Norico

16
伝奇(田喜)学園シリーズ第2弾。今度も破天荒な面々と設定にダジャレが炸裂して、くだらないーと思いつつも面白かったです。「やまたいこくはどこですか」の答えもつい笑ってしまうし、わんこそばは落語のオチを思わせてにやりとします。天の岩屋戸を探す謎の人物は誰かは次巻に持ち越し2019/03/20

kumo

10
★★★☆☆2016/04/04

ほたる

7
再読。今回も洒落っ気たっぷり。やはり真相と比夏留の技に駄洒落は欠かせない。わんこそばの話は記憶に鮮明に残ってた。こういうスカッとする話好き。読んだことあるのはここまでで、謎に包まれた天岩屋戸がどうなるか次が楽しみ。 「<常世ノ森>ニ近ヅクナ。命落トスゾ。」2018/04/01

ジャム

6
古武道独楽の達人にして大食い少女の諸星比夏留が所属する民俗学研究会の愉快な面々の前には、いつも曰くありげな洞窟に関わる不思議な事件が待ち受けていて・・・。 これは、一読バカミスだと思いました笑個人的には表題作の「邪馬台洞の研究」が馬鹿馬鹿しさと民俗学が絶妙に絡んだ好篇でしたね笑特に「やまたいこくはどこですか?」に隠された真相には思わず笑いました笑 ただ、これが中間の第2作だそうで第1作と今回中途半端に出し惜しみされた3作目への伏線が気になったので、手に入れる機会があればまた読んでみたいと思います笑2015/01/19

牧瀬ちゃみ

5
[★★★☆☆][2018年207冊目]:洞窟にまつわる民俗学をテーマにしたバカミス2作目。ここまで徹底していると感心するほどの駄洒落のオンパレードに脱力しつつも笑ってしまう。主人公が完全に大食漢キャラ一辺倒になってしまったのは少し残念に感じた。2018/12/18

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