内容説明
危機に瀕する日本経済!バブル崩壊後、日本は何をしてきたのか。規制緩和一辺倒とITバブルに躍り、不良債権は処理できず、あげくはリストラに走る。ひたすら「マネー資本主義」への追随に明け暮れた帰結だ。この“失われた10年”の病巣を抉り、今こそ人間生存の内実を高める、再生への根源的な提言を行う。
著者等紹介
内橋克人[ウチハシカツト]
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒。神戸新聞退社後、フリージャーナリストに09序章 不況の“日本的特質”;第1章 「絶えざる所得移転」の構造;第2章 平成不況の真因;第3章 自己閉塞に陥った日本型雇用;第4章 再生の条件;第5章 マフィア型資本主義から脱却;終章 破綻か再生か
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