出版社内容情報
がん専門医、ホスピス医として3000人を看取った医師が語る「手術のやり過ぎ」「効かない抗がん剤」など日本のがん医療の真実!「最善を尽くしましょう」「先生にお任せします」……これは日本のがん告知の場面でかわされる典型的な会話。ここから外科医主導の「手術のやり過ぎ」「効果の期待が薄い抗がん剤治療」に突き進み、苦しみのうちに死を迎える患者がいかに多いか。本書では「悪しきがん治療」を受けないためにはどうすべきか、自分の命をきちんと見つめて最期を迎えるためには何をすべきなのかを、医師歴50年の著者が具体例を挙げて解説する。
まえがき
第一章 がん告知に我を失わないために
第二章 「手術のやり過ぎ」は百害あって一利なし
第三章 効かない抗がん剤と放射線の真実
第四章 民間療法やメディアを信じるのは大損
第五章 安らかな死を迎える人がしていること
あとがき
小野寺 時夫[オノデラ トキオ]
著・文・その他
内容説明
「先生にお任せします」と言ったらそれまで!無謀な手術、抗がん剤の乱用で苦しむのは大損!命を粗末にしない決断は自らせよ!
目次
第1章 がん告知に我を失わないために(がんの約半数は助かる;治療は患者が「自己責任」で決める ほか)
第2章 「手術のやり過ぎ」は百害あって一利なし(無理な手術は命取りになる;がん放置療法のすすめの真意 ほか)
第3章 効かない抗がん剤と放射線の真実(抗がん剤が効くがんは限られる;抗がん剤に過度な期待は禁物 ほか)
第4章 民間療法やメディアを信じるのは大損(日本は代替補填医療大国;サプリメントが効く証拠はない ほか)
第5章 安らかな死を迎える人がしていること(死後のための整理は早めに;終末期をどこで過ごすか ほか)
著者等紹介
小野寺時夫[オノデラトキオ]
日の出ヶ丘病院ホスピス医療ホスピスコーディネーター。1930年、岩手県生まれ。東北大学医学部大学院修了。同大学医学部第2外科専任講師、コロラド大学で肝臓移植に従事したのち、都立駒込病院(現がん・感染症センター都立駒込病院)副院長、都立府中病院(現都立多摩総合医療センター)院長を務め、現在はホスピス医として緩和ケアに携わる。外科医時代を含めて5000人のがん患者に接し、3000人の末期がん患者を看取ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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