出版社内容情報
日本料理の最高権威が明かす!
世界一繊細な舌を持つ日本人よ、自国の料理に誇りを持て!
日本中の「食」のプロたち必読の1冊。
日本人はおいしいものを探し、その持ち味を味わうことを第一としてきました。まずいものをうまく調理して食べようとはしなかったのです。一方、外国の料理はどんな素材でも、できるだけうまく加工して食べることを目的として発展してきました。そこが日本人の料理に対する考え方と大きく違うところです。(略)しかし、私たちの祖先は、おいしくないものに手を加えてまで食べたいとは思わなかったので、調理法としてはきわめて消極的な方法しか取りませんでした。吸い物とさしみも、ともに食材に限りなく手を加えることを避けて作られたものです。日本料理の原則は、“素材の持ち味以上においしくしない”ことで、それが素材をいかにうまくして食べるかを追求した中国料理や西洋料理との根本的な違いになりました。
●「おいしい」と「うまい」の違い
●味つけのサシスセソは正しいか?
●吸い物もさしみも酒の肴
●懐石は茶の前にもてなす料理
●陰と陽の面をもつ和包丁
●日本料理では切る人がいちばん偉い
●日本料理はなぜ奇数で盛りつけるのか
●ご飯を左、汁を右に置く理由
●昭和33年に廃止された板前制度
●商家の料理から生まれた大阪料理
阿部 孤柳[アベ コリュウ]
著・文・その他
内容説明
日本料理の最高権威が明かす!世界一繊細な舌を持つ日本人よ、自国の料理に誇りを持て!日本中の「食」のプロたち必読の一冊。
目次
第1章 日本料理とは
第2章 さしみは日本料理のメインディッシュ
第3章 酒を飲む料理と飯を食う料理
第5章 陰陽五行説と有職故実
第5章 精進料理
第6章 板前さんの話
第7章 関東料理と関西料理
第8章 江戸前料理
著者等紹介
阿部孤柳[アベコリュウ]
1925年、東京都に生まれる。日本大学芸術学部卒業。料理家。全国日本調理技能士会連合会師範会最高顧問。社団法人日本全職業調理士協会理事。株式会社ジャパンアート社代表取締役社長。日本料理に関する講演や、調理技術書を多数執筆するかたわら、池波正太郎原作のテレビドラマ「鬼平犯科帳」の料理指導を長年務める。日本料理の歴史を系統だてて語れる数少ない語り部である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しーふぉ
たろいも
さんとのれ
こんな本を読んだよ
nemuri