出版社内容情報
一冊一話形式の幼年向け世界名作絵本決定版新しいお母さんと二人の姉にいじめられ、舞踏会にも行けなかったシンデレラ。でも、妖精があらわれて……。ペローの名作を、こみねゆらが繊細なタッチで表現。 幼児から
内容説明
この話は世界にひろく分布していて、そのルーツをめぐる研究が世界の学者たちによって長いあいだおこなわれてきました。本書ではフランスのペローの再話をもとにしています。ここでは名づけ親の妖精が美しい姿に変身させてくれます。フランスの17、18世紀は、絶対王制のもと、宮廷文化はなやかな時代でした。そして、主として女流作家たちが、妖精の登場する宮廷風の文学を書いていました。ペローはそういう時代の風潮のなかで、「サンドリヨン」を再話したのです。かぼちゃの馬車、ねずみの御者もこの時代のおとぎ話にふさわしい小道具として考案されたものでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
12
この絵本の挿し絵がとても素敵です(*^^*)2016/05/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
30年度ブックトーク授業2年生 担任の先生からの要望は『昔話』1・2年生は夏休み後の読書感想文を読書感想画で行う。 講談社・岩波書店・ほるぷ出版の読み比べ。2018/07/10
ヒラP@ehon.gohon
5
こみねゆらさんのシンデレラは、あくまでこみねゆらさんのメロウな世界を舞台にしています。 夢見る少女層が好むのかもしれません。 角野栄子さんの文章だから、とても安定感があります。 でも、厚紙で製本されている目的はなんだろう? 幼児向けではないように思うのですが。2014/10/21
Ami Salon
0
灰かぶりと揶揄されて育った少女――シンデレラの絵本です。 難易度:★★☆☆☆ 明るさ:★★★☆☆ 逆転劇:★★★★★2024/03/03




