出版社内容情報
【内容紹介】
三河矢矧橋で僧随風（天海）に“天下取り”の人相見を受けた日吉……。その地で南朝方の血筋・竹之内波太郎の配下である野武士・蜂須賀小六と血盟し、武芸にはげむ。元服後、木下藤吉郎と名を改め、6年の間、美濃・駿府・甲斐ほか諸国の情勢を伺い、織田信長こそ奉公先と定める。自由市場・清洲で前田犬千代（利家）につけいり、信長の轡取り・草履取りとなる。そこで、濃姫に仕える浅野長勝の娘・お寧々と出会い、ますます大器・藤吉郎は大ボラを吹きまくる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
恐るべき知恵者藤吉郎。難題が次々と････2015/02/08
boutiquekouichi
0
自宅での発掘本。乱れ切った世の中に終止符を打つべく壮大な目標を掲げ、機転をきかせたり下手こいたりしながら目標に向かって邁進する秀吉がいきいきと描かれている。頭の回転が速いといえば横山三国志の孔明も好きだったけど、大胆で食えない秀吉も負けず劣らず魅力的。さあ秀吉どうする！？という絶妙なタイミングで終わったので、続きが気になる。2012/02/04
