出版社内容情報
若冲、北斎だけじゃない!江戸絵画はこんなに楽しい、かわいい、笑える!超絶技巧からヘタウマまで、知らなきゃ損する愉快な世界へ!若冲、北斎だけじゃない!江戸絵画はこんなに楽しい、かわいい、笑える!超絶技巧からヘタウマまで、知らなきゃ損する愉快な世界へ!
金子 信久[カネコ ノブヒサ]
著・文・その他
内容説明
作家名から探せる!120人の絵師、80のミュージアムを収録。
目次
亜欧堂田善
東東洋
荒木如元
池田孤邨
池大雅
石川大浪・孟高
伊藤若冲
岩佐又兵衛
上田公長〔ほか〕
著者等紹介
金子信久[カネコノブヒサ]
府中市美術館学芸員。1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。専門は江戸時代絵画史、特に西洋画の受容について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はな
36
伊藤若冲の美術展に行ってから江戸絵画に惹かれるなりました。作者と絵画がどこで鑑賞できるのか載っていて、とても見やすく、絵画を見る為の旅行に行きたくなりました。2019/04/30
シフォン
35
日本には伝統的な絵画が数多くあるけれど、作品保護の関係から常時展示することは難しいですね。この本は、若冲や北斎などの超有名な画家からあまり知られていない個性的な画家まで、創作活動を生んだ土地、魅力的な作品が紹介されていて、初めて知ることができた画家、名画が多かった。串本応挙蘆雪館、山口県立美術館、鳥取県立美術館、秋田県立近代美術館など機会を見つけて訪れたい。また、東博の常設展もチェックしなくては。2020/08/16
rapo
9
美術館学芸員である金子さんの、江戸絵画への限りない愛と知識の深さが感じられる。今まで見ることがなかった絵師の作品も多数あり、個性的で多彩な表現が面白かった。これだけ見ても、やはり曾我蕭白の絵は謎めいていて心をざわつかせる。作品の劣化を防ぐために展示期間は限られているため、所蔵している美術館へ行ってもいつでも見られるわでけではないとの指南も巻末に記載されているのは、やはり学芸員ならでは。もっと解説を読みたくなった。2023/11/21
nocturne2015
9
江戸時代に西洋絵画風に描かれている絵画があり驚いた。どちらかと言うと余り知られていない絵が多く掲載されている。2021/05/02
kaz
2
それなりに江戸絵画は観ているつもりでいたが、名前を知らない絵師が意外と多いことに驚き。自分の観ている作品が、浮世絵中心になっているためだろう。作品が作家別に並べられているので、特徴が比較しやすい。 2017/11/11