出版社内容情報
計算可能性理論を確立し、人工知能の父とも謳われる天才数学者。暗号機「エニグマ」を解読し世界を救った天才の知られざる素顔とは?「読んでいくうちに、天才チューリングの人生と数学的思想がストンと「腑に落ちる」不思議な本だ。軽快なタッチのせいか、彼のひととなり、業績、科学的な系譜までもが、楽しく俯瞰できてしまう。…… このマンガを読んでいて、気になったシーンがある。チューリングが夜通し、自転車で100キロ近い距離を走破して学校の新学期を迎えるシーン。半ば実話だが、このスタミナが、後にマラソンへの情熱につながったのかもしれない。チューリングはオリンピック選手レベルのマラソンランナーだった。人間の身体も機械の一種としてとらえていた彼は、走りながら何を考えていたのだろう。……」(訳者あとがきより)
フランチェスカ FRANCESCA RICCIONI・リッチョーニ[フランチェスカ FRANCESCA RICCIONI リッチョーニ]
原著
トゥオノ TUONO PETTINATO・ペッティナート[トゥオノ TUONO PETTINATO ペッティナート]
著・文・その他
竹内 薫[タケウチ カオル]
翻訳
内容説明
「エニグマ」とは、第二次世界大戦中にドイツ軍が使用した暗号機だ。解読不可能を可能にし、世界を救ったチューリングとはいかなる人物だったのか?計算可能性理論を確立し、人工知能の父とも謳われる天才数学者の42年の生涯の光と影に迫る!
著者等紹介
リッチョーニ,フランチェスカ[リッチョーニ,フランチェスカ] [Riccioni,Francesca]
物理学の修士課程修了。現在、雑誌やブログで、主にライフスタイルやサブカルについて執筆
ペッティナート,トゥオノ[ペッティナート,トゥオノ] [Pettinato,Tuono]
イタリアでいまもっとも注目されている若手漫画家の一人
竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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