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イタリアの道

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  • サイズ B5判/ページ数 146p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784062186339
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

出版社内容情報

版画家・絵本作家として人気のささめやゆきが、イタリアで暮らした数ヶ月を洒脱なスケッチと味わい深い文章でつづる画文集。画家・絵本作家ささめやゆき氏が、3か月にわたるイタリア滞在中に描きためたスケッチをまとめました。憧れのフェリーニの生家を訪ねた日のことや、フィレンツェの街角でみかけた猫が看取ったばかりの飼い猫にそっくりだったこと、長年連れ添った妻をマラソンの伴走者に見立ててみたり……。
スケッチは初めてというささめや氏ですが、その軽やかさ、自由さは、これまで見せていた絵本作家や版画家としての顔とはまた違った魅力にあふれています。ライブ感溢れるスケッチは100枚以上にものぼり、本画集ではそのうち80点以上を収録。そして、スケッチに添えられた縦横無尽なエッセイが、洒脱な絵をさらに味わい深いものにします。さまざまな思いを絵筆に託した画文集です。
2013年10月12日?22日の期間、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryギャラリーにて掲載作品を含む展覧会を開催予定。

ささめや ゆき[ササメヤ ユキ]
著・文・その他

内容説明

フィレンツェ、ルッカ、ボローニャ、リミニ、ナポリ、ベネチア…映画や空想や思い出が、スケッチのうえで歩き出す。絵本作家のイタリア滞在記。

著者等紹介

ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943東京・蒲田うまれ。1945空襲にて家消失。1970フランスへ。1971ニューヨークへ。1972フランス・シェルブールへ。1973帰国。1977油絵のほか銅版画制作する。1985ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞。1988スイス・グレンヘン国際版画展招待出品。1995『ガドルフの百合』で小学館絵画賞。1999第30回講談社出版文化賞さしえ賞。2001『あしたうちにねこがくるの』で第6回日本絵本賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

楽駿@新潮部

23
川崎図書館本。先日聞いた講演会より、この本も読みたかった。絵本作家と言うよりは、イラストレーターと、エッセイストと言うくくりが似つかわしい、今回の1冊。どう生きたと思ったのか、何を見たいと思ったのか、そこでどう感じたのか、そんな思いがいっぱい詰まっていた。油絵とか、しっかりした絵画でなく、あれもこれも描きたくなったと言うイタリアの町、人。画家に書きたいと思わせる魅惑的な街。ちょっと、私までもが、訪れたくなっていた。何より、美味しいご飯、これはそそられる。2025/03/06

manami

2
ブックディレクターの幅允孝さんが主宰する京都の「鈍考」で、この本を手に取りました。著者のゆるい感じのスケッチを楽しみながら、イタリアの街を一緒に歩いたような90分間の読書タイムでした。たびたび出てくるフィレンツェの情景に、また旅心を誘われました。2024/10/14

sky-m

0
「人の世とは遠くにあるときはユートピアにみえて、あまりにも身近にあると、日常になってしまうのではないか。」本文より。2013/11/11

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