出版社内容情報
版画家・絵本作家として人気のささめやゆきが、イタリアで暮らした数ヶ月を洒脱なスケッチと味わい深い文章でつづる画文集。画家・絵本作家ささめやゆき氏が、3か月にわたるイタリア滞在中に描きためたスケッチをまとめました。憧れのフェリーニの生家を訪ねた日のことや、フィレンツェの街角でみかけた猫が看取ったばかりの飼い猫にそっくりだったこと、長年連れ添った妻をマラソンの伴走者に見立ててみたり……。
スケッチは初めてというささめや氏ですが、その軽やかさ、自由さは、これまで見せていた絵本作家や版画家としての顔とはまた違った魅力にあふれています。ライブ感溢れるスケッチは100枚以上にものぼり、本画集ではそのうち80点以上を収録。そして、スケッチに添えられた縦横無尽なエッセイが、洒脱な絵をさらに味わい深いものにします。さまざまな思いを絵筆に託した画文集です。
2013年10月12日?22日の期間、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryギャラリーにて掲載作品を含む展覧会を開催予定。
ささめや ゆき[ササメヤ ユキ]
著・文・その他
内容説明
フィレンツェ、ルッカ、ボローニャ、リミニ、ナポリ、ベネチア…映画や空想や思い出が、スケッチのうえで歩き出す。絵本作家のイタリア滞在記。
著者等紹介
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943東京・蒲田うまれ。1945空襲にて家消失。1970フランスへ。1971ニューヨークへ。1972フランス・シェルブールへ。1973帰国。1977油絵のほか銅版画制作する。1985ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞。1988スイス・グレンヘン国際版画展招待出品。1995『ガドルフの百合』で小学館絵画賞。1999第30回講談社出版文化賞さしえ賞。2001『あしたうちにねこがくるの』で第6回日本絵本賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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楽駿@新潮部
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