うつ病放浪記―絶望をこえて生きる

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うつ病放浪記―絶望をこえて生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062184724
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

熟年離婚を切り出され発症した男、タオルで自らの首を締めた女……。「国民病」に罹った作家が患者として取材した「うつ病」の真実!激しい動悸が、時間や場所に関係なく起きる。
手足が鉛のように重くなる。
なぜかわからないが、やたらと死ぬことを考えてしまう。
そしてある日突然、呼吸ができなくなった。
救急搬送された病院で、私を待っていたのは、
予想すらしなかった「うつ病」という診断だった・・・・・・。

患者数70万人超。「現代の国民病」と今も闘い続ける
ベストセラー・ノンフィクション作家が、衝撃のカミングアウト。

死ぬ日を決めて遺書を用意したサラリーマン
恋人からうつを“うつされた”派遣社員
発作の苦しさに泣き叫ぶOL

など、患者への取材と自分の体験に基づいて、
うつ病の知られざる実態と、苦しみのなかから見いだした
新たなる希望を克明に描き出す。

【目次】
●第1章 死に至る病
●第2章 医師にすがるか神にすがるか
●第3章 かかりつけ医をさがして
●第4章 放浪の果てに
●第5章 ローンが組めない
●第4章 それぞれの「うつ病放浪記」
●第7章 命を諦め始める季節
●第8章 本当に大切なもの

●工藤美代子(くどう・みよこ)
1950年東京都生まれ。ノンフィクション作家。チェコスロバキアのカレル大学留学後、カナダのコロンビア・カレッジ卒業。
1991年、『工藤写真館の昭和』(朝日新聞社、後にランダムハウス講談社文庫)で第13回講談社ノンフィクション賞を受賞。
人物評伝や昭和史を扱ったノンフィクションからエッセイまで、幅広い分野で執筆し、著書多数。
主な作品に『赫奕たる反骨 吉田茂』(日本経済新聞出版社)、『悪名の棺 笹川良一伝』(幻冬舎文庫)、『快楽』(中公文庫)、『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』(メディアファクトリー)、『悪童殿下』(幻冬舎)がある。
【目次】
●第1章 死に至る病
●第2章 医師にすがるか神にすがるか
●第3章 かかりつけ医をさがして
●第4章 放浪の果てに
●第5章 ローンが組めない
●第4章 それぞれの「うつ病放浪記」
●第7章 命を諦め始める季節
●第8章 本当に大切なもの


工藤 美代子[クドウ ミヨコ]
著・文・その他

内容説明

死ぬ日を決めて遺書を用意したサラリーマン、発作の苦しさに泣き叫び暴れるOL、そして、死んだ母と「会話」する私。うつ病と闘う作家が、その「知られざる実態」と「新たな希望」を克明に描き出す。

目次

第1章 死に至る病
第2章 医師にすがるか神にすがるか
第3章 かかりつけ医をさがして
第4章 放浪の果てに
第5章 ローンが組めない
第6章 それぞれの「うつ病放浪記」
第7章 命を諦め始める季節
第8章 本当に大切なもの

著者等紹介

工藤美代子[クドウミヨコ]
1950年東京都生まれ。ノンフィクション作家。チェコスロバキアのカレル大学留学後、カナダのコロンビア・カレッジ卒業。1991年、『工藤写真館の昭和』(朝日新聞社、後にランダムハウス講談社文庫)で第13回講談社ノンフィクション賞を受賞。人物評伝や昭和史を扱ったノンフィクションからエッセイまで、幅広い分野で執筆し、著書多数。長年、原因不明の体調不良に悩まされてきたが、2011年12月に「うつ病」と診断された。現在も治療を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

147
ノンフィクション作家が自身のうつ病体験を記し、うつ病を発症した人々や、精神科医へのインタビューにより、うつ病の現実と患者への偏見を無くすように出版された作品。患者の話しが生々しく多様なケースがある。やはり、信頼できる医師を見つけ投薬を受け休養することが肝要と感じた。うつ病患者への差別は切実に感じた。完治して数年経たないと保険に入れない。そのため住宅ローンも組めない。メンタルが弱いと出世に響く。現実です。寛解しても再発率が高い。上手く付き合う必要のある病気。この作品がうつ病の啓蒙に繋がれば良いと思う。2016/06/27

harass

84
長年体調不良に悩まされ病院巡りをしていた著者は2011年にうつ病と診断された。あり得ないと思う著者は反発するのだが…… 一般的になりやすいとされる性格とは間逆な著者でこの病にかかった困惑。続けて読んだ柳美里もうつに悩まされていた。ちょっと前に読んだ高野秀行の腰痛も結局は精神的な問題だとあった。様々な医者と出会い、理不尽な社会の対応に悩み、うつ病と診断された一般人に取材し、巡り会えた医師との対談などを収録。余計な情報よりも合った医師に出会えるかどうかと、著者。良書。2020/12/04

奥澤啓

52
闘病記の類は無数にあってジャンルといえる。専門にあつかう古書店もあると聞く。著者は高名なノンフィクション作家である。鬱病発症から医者さがし。薬の種類や効果。主治医とのやりとり。著者以外の体験も語られる。NHKの「あさイチ」などが、鬱病などの精神失患を知ってもらおうという番組を積極的に放送しているため、だいぶ、理解されるようになってはいるものの偏見を持つ人も多いらしい。体験記の中で、自殺を考えた人の、「死にたいのではない、生きられないから死にたいのだ」という言葉には、切実な実感がこもっていると思った。2014/12/23

barabara

19
お化けシリーズで好きになったおばちゃんノンフィクション作家のうつ病発生から病院難民〜お薬関係、果ては様々な方のうつ病レポートまで事細かに載せているのは流石のノンフィクション作家!今回も内容とは間逆の流暢な文体であっという間に読破。うつ病はまだまだ日本では認知されない差別される病…なるほど。これだけ珍しくない病なのに生きていくのに困難な場面で確実に差別されるのは如何なものかと筆者は訴える。なったらまずはお薬で症状を寛解、その後にカウンセリングなんだね。信頼できる医者に出会えたからこその作品。2015/05/29

なにょう

18
うつ病なんてかんけーないもん、思ってた。読んで認識を改めた。誰でも発病の可能性がある。★うつ病経験者の体験談も。読んでたら、そりゃ頑張りすぎだよ、それで報われなかったら病気にもなるよ。お休みしなさいってことだよ、って思った。頑張るのも大切だけど休むのも大切だ。★工藤さんは物書きの端くれと謙遜されるが、私は工藤さんの話しは面白いと思うから生きててくれて良かったと思った。2018/08/05

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