人生の究極

電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

人生の究極

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062182768
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

未曾有の経験をした日本人は、これからどう生きていくべきか。文芸や歴史などを通じて明日への活力を高める、ベスト・エッセイ集!

永井荷風や松本清張など偉大なる作家たちの足跡。言葉をとことん追い詰めて17文字に凝縮する俳句の世界。大震災の極限状況に出現した、原風景の価値。忠臣蔵から憲法改正まで、歴史と政治を検証する白熱の対談。それぞれの究極が現代の「生き方」に収斂する、吉川英治文学賞作家の熱いメッセージ。

内容説明

人生後半を「余った生(余生)」にするか、「誉れある生(誉生)」にするか。平均寿命80歳超のいまこそ!「これから」を輝かせるための六ヵ条。

目次

第1章 作家の究極(自由人作家永井荷風;エンターテインメントの神、管理社会への痛烈な風刺 ほか)
第2章 表現の究極(デジタルカメラによる俳句の新たな表現;角川春樹一行詩集『荒地』添説―業としての一行詩 ほか)
第3章 歴史の究極(憲法の前文はぞくぞくするような名文だ―対談・井上ひさし;いま、“日本人のヘソ”を問う―対談・井上ひさし ほか)
第4章 社会の究極(生き甲斐ある眠り;今年の年賀状二〇一〇年・虎の巻 ほか)

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
昭和8年、埼玉県熊谷市生まれ。熊谷商業高校から青山学院大学文学部英米文学科に進む。青山学院大学卒業後、9年間のホテル勤務を経て、本格的に作家活動を開始。昭和44年、「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。昭和47年、「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞、平成16年、日本ミステリー文学大賞、さらに、平成23年に『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞する。推理小説の分野にとどまらず歴史・時代小説、ノンフィクション、さらに自ら考案した「写真俳句」など、作品の幅を広げながら、精力的に執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。