救国のレジリエンス―「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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救国のレジリエンス―「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062175029
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

出版社内容情報

震災に備えて列島を強靱化し、東海道ベルト地帯を強化、分散型の国土構造のもと地方を活性化――GDP900兆円の日本に! 震災に備えて列島を強靱なものに作り替え、東海道ベルト地帯を強化し、分散型の国土構造のもと地方都市を活性化する――こうしてGDP900兆円のユートピアが生まれる!
 日本は、石油ショックのあと世界一の省エネ大国になり、阪神淡路大震災のあとは耐震設計が驚くほど進み、耐震技術についてもまた世界一の国になった。バブル崩壊後は、多くの企業が莫大な借金を背負うことになったが、もの凄い勢いで借金を返し、逆に預貯金が有り余るような状況になった。東日本大震災後の電力不足の問題にしても、個人も法人も凄まじい勢いで節電に協力し、当初のほんの短い期間をのぞき計画停電は実施されなかった――これらの歴史的事実はみな、さまざまな外的なショックに対する日本の驚くべき対応力を意味するもの。この対応力こそが、「レジリエンス」(resilience)。
 日本を救い続けてきた、この「レジリエンス」――柳の枝のような「しなやかな強靭さ」をさらに磨いたとき、GDPは2倍になる。

序 章 震災が生んだこころ豊かな国
第1章 巨大地震の三連動とは何か
第2章 戦後レジームの終焉
第3章 八つの策で強靱化する日本列島
第4章 震災に備えて経済成長
第5章 地方都市が豊かになる分散化
第6章 震災ユートピア
第7章 列島強靱化がつくる未来


藤井 聡[フジイ サトシ]
著・文・その他

目次

序章 震災が育んだこころ豊かな国
第1章 「巨大地震の三連動」で日本は
第2章 地震静寂期の終焉
第3章 八つの策で強靱化する日本列島
第4章 震災に備えて経済成長
第5章 分散化で豊かになる地方都市
第6章 震災ユートピアとは何か
第7章 列島強靱化がつくる未来

著者等紹介

藤井聡[フジイサトシ]
1968年、奈良県に生まれる。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学レジリエンス研究ユニット長。専門は、公共政策論、国土計画論、土木工学。1991年、京都大学工学部土木工学科卒業。1993年、京都大学大学院工学研究科修士課程土木工学専攻修了後、京都大学工学部助手。1998年、京都大学博士(工学)取得。スウェーデン・イエテボリ大学客員研究員、京都大学大学院助教授、東京工業大学大学院教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とうゆ

11
近年の日本は歴史的に見て異例なほど、大震災から遠ざかったていた。これは一見幸運に思えるが、実は日本から強靱さを失わせていたという逆説的な悲劇なのだ。日本はそろそろ、効率一辺倒ではなく、健全な社会に戻らなければならないのかもしれない。防災と地方を復活させるための交通インフラの整備で強靱な社会を実現するという藤田氏の主張は、2015年現在、新幹線事業においては確実に進んでいる。一つ気になるのは、彼の熱っぽすぎる語り口だ。これは性格であり優れた長所かも知れないが、一部の人を遠ざけてしまってもいるだろう。2015/01/09

モルツ

10
東日本大震災とそれに連動して起こる西日本大震災・関東大震災にどう対処し、いかに日本を強靱な国にしていくのか。今後の日本を見据えた政策のあり方を説いた一冊。地震対策、地方活性のための超大型の公共事業の話が主だが、地震の避難誘導効果や経済効果についての、資料がないので机上の空論。地震対策としての交通網整備なら10年では間に合わないだろう。公共事業ありきで、経済効果等の根拠となる資料が乏しい。こんないい加減な本を出している人が、内閣官房参与として適当か大いに疑問。2013/01/14

まゆまゆ

3
根拠のない妄想的な楽観論に支配された「戦後レジーム」でもある平和ボケから、今こそ覚醒せよ。日本人が持つしなやかさ、強靭さを発揮するために、危機感を持って考えよ。これから起こるであろう大地震の被害を最小限にくい止めると同時に、相対的に被害額が少なくなるようGDPを大きくしておく必要がある。そのために必要なことは、公共事業を通じた日本列島強靭化である。2013/05/08

くぼぜん

2
某所で内閣官房参与である著者の講演を聞き、面白かったので、読んでみました。2月27日の「池上彰と考える巨大地震」という番組でも言っていたとおり、過去の歴史をみると、平成・関東大震災や西日本大震災が来ることは確実であり、それに対して何も対策を講じないことの方が、不作為の罪だと思いました。著者の主張は、かなりエッジが効いており、賛否両論あると思いますが、世間の常識を鵜呑みにすることなく、「冷静に状況を見据えながら,自分の頭で考え,行動する人 」が国難を救ってきたという主張には同感です。2013/02/26

shimbo

2
安倍政権のブレーンということで…。アベノミクスは大丈夫なんでしようか?まず、団塊の世代の平和ぼけで日本がメチャメチャになったと糾弾する一方、(自分たち)1970年代前後以降の世代は社会人として一度も経済成長を経験しておらず苦労してるから逞しい人材が豊富だという、幼稚な主張がイラつきます。大震災を想定した分散型国土作りが必要ということは分かりますが、公共投資で乗数効果が得られるため税収増につながり財政難も解決、というのは現実的ではないのでは?安倍さんと麻生さんがこの人の提言をどのように推進していくか見物です2013/02/04

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