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出版社内容情報
3・11で、どこに、どんな放射性物質が? なぜ取材班は詳細な測定ができたのか。政府は何を隠蔽したのか。いま真相が明かされる。 文化庁芸術祭大賞・早稲田ジャーナリズム大賞・日本ジャーナリスト会議大賞をたて続けに受賞したテレビドキュメンタリーの舞台裏をすべて明かす。どこに、どんな放射性物質がまき散らされたのか。なぜETV特集取材班は詳細な測定ができたのか。なぜ政府は放射能汚染の実態を住民に伝えなかったのかーー。
ETV取材班は、土壌や植物のサンプリングで汚染実態を把握する基礎をつくり、放射能測定の権威・岡野眞治さんから借りた放射線測定記録装置を積んで福島県内の主要道路を車ではしり回ることで必要なデータを収集し、放射能汚染地図をつくった。さらにそのプロセスを記録し、取材途上で出会う人々が遭遇している困難な現実を描くことで事故後の福島を記録した。震災レポートの金字塔
本書はさらに、その取材現場とNHK上層部との微妙なやりとりを描くことで、311報道とは何だったのか、というテーマにも取り組んでいる。
〈本書の内容〉
事故発生から4日、電撃取材は始まった
科学者のネットワークを組む
30キロメートル圏内屋内退避ゾーン・取り残された人々と動物たち
放射能汚染地図をつくる
飯舘村・大地を奪われた人々
こどもたちが危ない 福島市・校庭汚染と不安
原発事故は人々を「根こそぎ」にした
科学者たちの執念 原発から7キロ地点の土からプルトニウム
人体への影響を測る 木村真三博士と二本松の挑戦
NHK ETV特集取材班[エヌエイチケーイーティブイトクシュウシュザイハン]
著・文・その他
内容説明
どこに、どんな放射性物質がまき散らされたのか。なぜETV特集取材班は詳細な測定ができたのか。なぜ政府は放射能汚染の実態を住民に伝えなかったのか。いま、すべてが明かされる。
目次
第1章 事故発生から四日、電撃取材が始まった
第2章 科学者のネットワークを組む
第3章 三〇キロメートル圏内屋内退避ゾーン―取り残された人々と動物たち
第4章 放射能汚染地図をつくる
第5章 飯舘村―大地を奪われた人々
第6章 子どもたちが危ない―福島市・校庭汚染と不安
第7章 原発事故は人々を「根こそぎ」にした
第8章 科学者たちの執念―検出されたプルトニウム
第9章 人体への影響を測る―木村真三博士と二本松市の挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatayan
小葉
yasu_z2
どりたま
みったん