出版社内容情報
森博嗣の「呟き」金言集! 「何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方がよい状態のことである」小説家・森博嗣の目には映る世界とそこでの生き方は?
内容説明
「何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである」「大部分の失敗は、やらなければならない失敗だった」「子供は自由だというが、大人ほどではない」。世界の見え方を変える。作家・森博嗣の“つぶよりのつぶやき”。
目次
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。
自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい。
天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?
愛国心のような集団性を持つことが、人間の社会の基本だろうか。しかし、その基本が争いを個人から集団へと大きくする。
人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である。
風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。
土地に縛られているのは個人ではなく、集団である。
住宅の九割の価値を決める要因は、どこに建っているか、である。
つぶやくだけで良い。多くの普通の人の意見とは、その程度のものか。
長いものには巻かれろ、というが、それができるのは長くて柔らかい場合だけである。〔ほか〕
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年12月7日愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年、『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞し、ミステリィ作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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