出版社内容情報
死体を中心に繁栄する都市。愛を説く宗教が原罪とするセックス。矛盾に満ちた時代を読み解き、書き換える。殺されても死なない死体が創った「中世」という時代。
死体を中心に繁栄する都市。なぜセックスは「原罪」で「隣人」は嫌なやつなのか。愛と矛盾とドラマに満ちた時代を鮮やかに読み解く。
第1章 フィリオクエをめぐる対立
第2章 信仰の内に孕まれる懐疑
第3章 二本の剣
第4章 謝肉祭と四旬節の喧嘩
第5章 罪から愛へ
第6章 聖霊と都市共同体
第7章 <死の舞踏>を誘発する個体
第8章 聖餐のカニバリズム
第9章 教会を出産する傷口
第10章 空虚な玉座に向かう宮廷愛的情熱
第11章 利子という謎
第12章 「物自体」としての聖地
大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他
内容説明
殺されても死なない死体が創った「中世」という時代。死体を中心に繁栄する都市。なぜセックスは「原罪」で「隣人」は嫌なやつなのか。愛と矛盾とドラマに満ちた時代を鮮やかに読み解く。
目次
フィリオクエをめぐる対立
信仰の内に孕まれる懐疑
二本の剣
謝肉祭と四旬節の喧嘩
罪から愛へ
聖霊と都市共同体
“死の舞踏”を誘発する個体
聖餐のカニバリズム
教会を出産する傷口
空虚な玉座に向かう宮廷愛的情熱
利子という謎
「物自体」としての聖地
著者等紹介
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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