出版社内容情報
子育て作家・鈴木光司の絵本! 飼っていた亀が死んでしまいノエは悲しみにくれる。父のレオはノエを海そして山に連れて行き、命の尊さを教える。人気作家がフランスの人気画家とコラボした絵本
内容説明
親子で体験する「命をめぐる物語」。お魚や木々も生きている!みんな、つながっているんだ!!鈴木光司とフランスの人気絵本作家がコラボレーション。
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年、静岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1990年に『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。2作目の『リング』が映画化され、大ヒット。96年に『らせん』で吉川英治文学新人賞を受賞。主夫として子育てを行い、子育てを扱ったエッセイも多数あり
サンダー,アレックス[サンダー,アレックス][Sanders,Alex]
1964年、フランスのペルピニャン市で生まれ育つ。ブリュッセルで映画の勉強をした後、パリに移り住み、1993年から売れっ子絵本作家に。スタイリッシュでカラフルなグワッシュの作風で定評のあるイラストは、ヨーロッパの子供たちの心をつかみ、スペインやイタリアなどでも人気が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
9
先日、鈴木光司さんの講演会があることを知った。それが男女共同参画の講演。鈴木さんって読んだことがないけれど、『リング』とかだよね?と、少々不思議に思った。調べてみると、主夫として、子育てもして、エッセイなども書いておられるという。その鈴木さんの絵本を新刊棚で見つけた。ペットのカメの死を受け入れられない子ぐまをお父さんぐまが様々な経験をさせながら導いていくという話。鈴木さんの体験からできたのかなあ? 2011/10/22
雨巫女。@新潮部
5
《書店》哲学的な絵本。亡くなるってことを知るには、いいかも2011/10/29
grapefrog
2
絵本なんだけど、「死」を扱っていて、話の内容が少し哲学的。小学校で高学年の読み聞かせに用いました。絵がはっきりしていて、話の展開が早くて、会話は多いけど、説明的な文はなくて、でも実はあまり単純じゃない話で、これがいいんです!鈴木光司さんの作品だけあるなと思いました。2011/11/02
ぴよぴよ
2
いろいろな経験をして、友達の死を乗り越えよう。ということなのかな?2011/09/27