ニッポン・ビューティ―本物の女たちの美しい生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062154178
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

内容説明

日本を代表する各界の一流の女たち20人の、熱いインタビュー集。人生、仕事、家族、人間関係…悩んだときに、あなたを助けてくれる言葉がこの中に詰まっているはず。“Around 80”の底力満載。

目次

堀文子(日本画家)―死ぬまで現役の職人でいるつもり
相馬雪香(認定NPO法人『難民を助ける会』元会長)―自分が変わらなければ、平和は訪れない
朝倉摂(舞台美術家)―わび、さびと言い出すのは“逃げ”ですよ
春日とよせい吉(小唄師匠、置屋『初音家』女将)―今の幸せは、たくさん苦労したおかげなの
瀬戸内寂聴(作家)―100冊の本より1回の恋愛
尾中千草(草月流千創会主宰・華道家)―美とは心。お花は心をいけるもの
吉沢久子(生活評論家)―老年期って、とても素敵よ
斎藤公子(保育実践家)―どの子も素晴らしい!どの子も育つ!
三木睦子(三木武夫記念館館長)―戦争を起こすのは、きまって男性です
高野悦子(岩波ホール総支配人)―自分が信じたことをやるだけです
佐藤初女(『森のイスキア』主宰)―急がないで「今」を生きましょう
黒柳徹子(女優)―好きなことだけやって、生きてきました
森英恵(ファッションデザイナー)―ずっと、闘ってきたんです
季羽倭文子(ホスピスケア研究会顧問)―“ひとりじゃない”って抱きしめる仕事
暉峻淑子(経済学者埼玉大学名誉教授)―自分の“全体”を生きることが大事なの
田辺聖子(作家)―私やっぱり、言葉が好きなの
森岡まさ子(講演家)―いつも笑顔でいれば、辛いことも逃げてくよ
小泉清子(鈴乃屋会長着物デザイナー)―何があっても、へこたれません!
福田みどり(故・司馬遼太郎夫人 司馬遼太郎記念財団理事長)―夫婦って、いったい何かしら
渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)―人は自分で幸せになるんです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

12
#読了 「風よあらしよ/村山由佳」つながりで…。2005年前後に80歳以上の女性で活躍された方のライフストーリー集。女性は良妻賢母であるべきとされた時代の中で、仕事をするということがいかに大変だったか。それぞれの価値観と信念を貫く強さがあったからこそ、2005年当時でも現役で活躍されていたのだな、と。たくましいだけでない、働く女性のあり方を知ることができた。瀬戸内寂聴・尾中千草(草月流華道家)・黒柳徹子・森英恵・李羽倭文子(ホスピスケア)・田辺聖子・小泉清子(鈴乃屋着物)・渡辺和子(シスター)2021/08/22

Mayu

10
様々な分野で活躍された日本女性を紹介した本で、佐藤初女さんの関連書籍として読んだのですが、他にも、以前から関心があった相馬雪香さんや朝倉摂さん、著作が好きな吉沢久子さんや田辺聖子さんなどのインタビューが掲載されていて、嬉しかったです。今まで知らなかった方で特に興味深かったのは、斎藤公子さんと三木睦子さんの文章でした。どの方も皆それぞれに個性的で、胸をうたれるような言葉をたくさん見いだすことができ、これからの生き方の指針を得られたと思います。新年の一冊目に相応しい書籍だったかな(*^_^*)2015/01/08

ひめぴょん

6
取材当時80代以上で活躍中の女性20人(1910-1930年生まれの方)のインタビュー本。彼女たちが生まれた時代背景から考えると、今よりも女性が仕事をすることに対して多くの困難があったはずですが、だからこそ戦って道を拓いてきたのかなあという気概を感じます。逆に今の人たちはジェンダー問題を笠に着ていちゃもんをつけている感じすら覚えます。学生の頃は宮尾登美子のような「女の一生もの(フィクション、ノンフィクション問わず)」をたくさん読んでいました。ロールモデルを求めていたのかもしれません。堀文子:むしろ都会の人2021/08/19

玉露

4
今の日本に欠けているのではないかと思う「芯の通った生き方」をしてきた女性たち。自分も頑張れるかもと思えます。2010/02/04

あさこ

4
天晴れな日本のおんなたち。何かを始めるのに遅いなんてない、そう思えます。聞き手の方もよく興味をもって聞いており下地があるので確かなつくりの本です。良本。2009/10/27

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