出版社内容情報
壮大なスケールで展開する古代史伝説の世界。
父の死の影に信州安曇野に残る小さな金剛仏の謎があった。そして、さらには古代安曇野族の興亡の歴史も。弥勒菩薩の失われた手が語る書き下ろし長編歴史ミステリー。
内容説明
安曇野に残された小さな弥勒菩薩には、日本と朝鮮半島にまたがる、壮大な古代史の謎とロマンが秘められていた!父が遺した黒革の手帳に記された謎のメモから、次第に明かされる古代安曇族の興亡の歴史と、海の道を辿る流れ。ダイナミックに展開する、古代の伝説世界。
著者等紹介
松本猛[マツモトタケシ]
1951年、東京都生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。’77年に世界初の絵本美術館であるちひろ美術館・東京を設立、’97年には安曇野ちひろ美術館を設立し、現在は同館館長で2002年より長野県信濃美術館館長を兼務
菊池恩恵[キクチオンケイ]
本名、きくちめぐみ。1953年、岩手県江刺市(現奥州市)生まれ。岩手大学卒業。記者・外国銀行勤務等をへて、’88年に短編小説集『航跡』(青磁社)出版。’92年より歯科医療情報会社コムネット代表。他に日本歯科人間ドック学会理事、NPO北東アジア交流協会理事、日本民主主義文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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